東芝、地デジ視聴の充実やCore i7搭載などPC秋冬モデル、全機種セレクタルブルOS
東芝は、PCの秋冬モデル8機種31モデルを10月下旬に発売する。「dynabook Qosmio」シリーズでは、21.5型液晶一体デスクトップPCに地上デジタルチューナー2基を搭載するなど、地デジ視聴モデルの充実を図った。「dynabook」シリーズは、Core i7搭載など高性能モデルを揃えた。Windows 7の32ビット版か64ビット版が選択できるセレクタルブルOSを全機種に展開する。
シリーズ名を刷新し、個人向けA4ノートPCは「T」、液晶一体型デスクトップPCは「D」、ネットブックやネットノートは「N」、B5-2スピンドルノートPCは「R」、ビジネス向けノートPCは「B」とカテゴリ別に分け、シリーズ名を「カテゴリ+グレード+画面サイズ+世代」の順に表示することで、わかりやすくした。
21.5型フルHD液晶一体型のデスクトップPCの従来モデル「dynabook Qosmio DX」は、シリーズ名を「dynabook Qosmio D710」に刷新する。映像専用プロセッサ「SpursEngine」やブルーレイ(BD)ドライブ搭載のハイエンドモデル「D710/T8A」と、非搭載のミドルモデル「D710/T6A」には、地上デジタルチューナー×2基を搭載。新たにダブルチューナーモデルをラインアップする。CPUにはCore i5-460M(2.53GHz)を搭載する。エントリーモデルの「D710/T4A」はシングルチューナーで、CPUにはPentium P6100(2GHz)を搭載する。全モデルとも、4GBのメモリ、1TBのHDDを備える。
新色としてシャイニーレッドを加え、従来のプレシャスブラックと2色展開。実勢価格は「D710/T8A」が21万円前後、「D710/T6A」が19万円台半ば、「D710/T4A」が16万円前後の見込み。
15.6型ハイスタンダードAVノートの従来モデル「dynabook Qosmio V65」は、「dynabook Qosmio T750」に刷新した。モデルは「T750/T8A」の1モデル。CPUにはCore i5-460M(2.53GHz)、4GBのメモリ、640GBのHDD、地デジチューナー×1基を備える。アドビシステムズの映像編集ソフト「ADOBE PREMIERE ELEMENTS 8」を搭載。「SpursEngine」と組み合わせて、動画のエンコード(圧縮/変換)が高速処理する。実勢価格は18万円台半ばの見込み。カラーはシャイニーレッド。
16型スタンダードAVノートの従来モデル「dynabook TV」は、「dynabook Qosmio T560」に刷新。商品名は「T560/T4A」で、CPUにはPentium P6100(2GHz)、4GBのメモリ、500GBのHDD、BDドライブ、地デジチューナー×1基を備える。カラーはべルベッティホワイトとべルベッティブラックの2色。実勢価格は16万円前後の見込み。
15.6型3D対応ハイスタンダードノートの従来モデル「dynabook TX(3D)」は、「dynabook T550」に刷新。自社開発のソフト「TOSHIBA VIDEO PLAYER 3D」により、高画質な3Dが楽しめる。2DのDVD映像を3Dに変換することも可能。CPUはCore i7-740QM(1.73GHz)、グラフィックボードには、なめらかな3D描画が可能なGeForce GTS 350Mを備えた。カラーはべルベッティブラック。実勢価格は21万円前後の見込み。
16型ハイスタンダードノートの従来モデル「dynabook TX」は、「dynabook T560」に刷新。CPUはCore i7-740QM(1.73GHz)、グラフィックボードにはGeForce GTS 330Mを備え。カラーはべルベッティホワイトとべルベッティブラックの2色。実勢価格は19万円台半ばの見込み。「dynabook T550」「dynabook T560」ともに、4GBのメモリと640GBのHDD、BDドライブを搭載する。
15.6型スタンダードノートの従来モデル「dynabook EX」は、「dynabook T350」に刷新。従来モデル「dynabook EX」はセレクタブルOSではなかったが、今回はWindows 7 Home Premiumの32ビット版か64ビット版が選択できる。BDドライブ搭載の「T350/56A」と、DVDドライブ搭載で500GBのHDDをもつ「T350/36A」は、CPUにCore i5-460QM(2.53GHz)、4GBのメモリを搭載。320GBのHDD搭載のエントリーモデル「T350/34A」にはPentium P6100(2GHz)、2GBのメモリを搭載する。カラーは、各機種ともリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色を揃える。実勢価格は「T350/56A」が17万円前後、「T350/36A」が16万円前後、「T350/34A」が12万円台半ばの見込み。
「dynabook Qosmio」全シリーズと「dynabook」シリーズのハイスタンダードノート「T550」「T560」には、従来モデルから搭載するharman/kardonステレオスピーカーやDolby Adbanced Audioに加え、新たにMaxxAudio 3を搭載し、音質を強化した。スタンダードノート「T350」にはMaxxVolume SDを搭載する。
13.3型スリムコンパクトノートの従来モデル「dynabook RX」は、「dynabook R730」に刷新。OSがWindows 7 Professionalで128GBのSSD搭載の「R730/39A」と、同じくWindows 7 Professionalで500GBのHDD搭載の「R730/38A」、Windows 7 Home Premiumで500GBのHDD搭載の「R730/27A」は、CPUにCore i5-560M(2.66GHz)を採用。同じくWindows 7 Home Premiumで320GBのHDD搭載の「R730/26A」には、Core i3-370M(2.40GHz)を採用した。すべてWiMAX通信モジュールを内蔵する。実勢価格は、「R730/39A」が24万円前後、「R730/38A」が21万円前後、「R730/27A」が19万円前後、「R730/26A」が17万円前後の見込み。
超低電圧版CPUを採用した11.6型ネットノートの従来モデル「dynabook MX」は、「dynabook N510」に刷新。超低電圧版CPUのCore i3-380UM(1.33GHz)搭載の「N510/06」と、超低電圧版CPUのPentium 5400(1.20GHz)搭載の「N510/04」をラインアップする。すべてWiMAX通信モジュールを内蔵する。ともにメモリは2GB、320GBのHDDを備える。メモリは最大8GBまで増設可能になり、従来非対応だったWindows 7 Home Premium 64ビット版の選択も可能になった。カラーは、各機種ともリュクスホワイト、プレシャスブラック、アイアンレッドの3色。実勢価格は「N510/06」が11万円台半ば、「N510/04」が9万円台半ばの見込み。
シリーズ名を刷新し、個人向けA4ノートPCは「T」、液晶一体型デスクトップPCは「D」、ネットブックやネットノートは「N」、B5-2スピンドルノートPCは「R」、ビジネス向けノートPCは「B」とカテゴリ別に分け、シリーズ名を「カテゴリ+グレード+画面サイズ+世代」の順に表示することで、わかりやすくした。
液晶一体型のデスクトップPC「dynabook Qosmio D710」
21.5型フルHD液晶一体型のデスクトップPCの従来モデル「dynabook Qosmio DX」は、シリーズ名を「dynabook Qosmio D710」に刷新する。映像専用プロセッサ「SpursEngine」やブルーレイ(BD)ドライブ搭載のハイエンドモデル「D710/T8A」と、非搭載のミドルモデル「D710/T6A」には、地上デジタルチューナー×2基を搭載。新たにダブルチューナーモデルをラインアップする。CPUにはCore i5-460M(2.53GHz)を搭載する。エントリーモデルの「D710/T4A」はシングルチューナーで、CPUにはPentium P6100(2GHz)を搭載する。全モデルとも、4GBのメモリ、1TBのHDDを備える。
液晶一体型のデスクトップ dynabook Qosmio D710は、新色シャイニーレッドとプレシャスブラックの2色展開
新色としてシャイニーレッドを加え、従来のプレシャスブラックと2色展開。実勢価格は「D710/T8A」が21万円前後、「D710/T6A」が19万円台半ば、「D710/T4A」が16万円前後の見込み。
dynabook Qosmio V65はdynabook Qosmio T750に
15.6型ハイスタンダードAVノートの従来モデル「dynabook Qosmio V65」は、「dynabook Qosmio T750」に刷新した。モデルは「T750/T8A」の1モデル。CPUにはCore i5-460M(2.53GHz)、4GBのメモリ、640GBのHDD、地デジチューナー×1基を備える。アドビシステムズの映像編集ソフト「ADOBE PREMIERE ELEMENTS 8」を搭載。「SpursEngine」と組み合わせて、動画のエンコード(圧縮/変換)が高速処理する。実勢価格は18万円台半ばの見込み。カラーはシャイニーレッド。
左から、dynabook QosmioシリーズのハイスタンダードAVノート T750/T8A、スタンダードAVノート T560/T4A(べルベッティホワイト)
16型スタンダードAVノートの従来モデル「dynabook TV」は、「dynabook Qosmio T560」に刷新。商品名は「T560/T4A」で、CPUにはPentium P6100(2GHz)、4GBのメモリ、500GBのHDD、BDドライブ、地デジチューナー×1基を備える。カラーはべルベッティホワイトとべルベッティブラックの2色。実勢価格は16万円前後の見込み。
Core i7搭載で3D対応「T550」など、新「dynabook」
15.6型3D対応ハイスタンダードノートの従来モデル「dynabook TX(3D)」は、「dynabook T550」に刷新。自社開発のソフト「TOSHIBA VIDEO PLAYER 3D」により、高画質な3Dが楽しめる。2DのDVD映像を3Dに変換することも可能。CPUはCore i7-740QM(1.73GHz)、グラフィックボードには、なめらかな3D描画が可能なGeForce GTS 350Mを備えた。カラーはべルベッティブラック。実勢価格は21万円前後の見込み。
16型ハイスタンダードノートの従来モデル「dynabook TX」は、「dynabook T560」に刷新。CPUはCore i7-740QM(1.73GHz)、グラフィックボードにはGeForce GTS 330Mを備え。カラーはべルベッティホワイトとべルベッティブラックの2色。実勢価格は19万円台半ばの見込み。「dynabook T550」「dynabook T560」ともに、4GBのメモリと640GBのHDD、BDドライブを搭載する。
左から、dynabookシリーズの3D対応 dynabook T550、3D非対応のハイスタンダードノート dynabook T560(べルベッティブラック)
15.6型スタンダードノートの従来モデル「dynabook EX」は、「dynabook T350」に刷新。従来モデル「dynabook EX」はセレクタブルOSではなかったが、今回はWindows 7 Home Premiumの32ビット版か64ビット版が選択できる。BDドライブ搭載の「T350/56A」と、DVDドライブ搭載で500GBのHDDをもつ「T350/36A」は、CPUにCore i5-460QM(2.53GHz)、4GBのメモリを搭載。320GBのHDD搭載のエントリーモデル「T350/34A」にはPentium P6100(2GHz)、2GBのメモリを搭載する。カラーは、各機種ともリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色を揃える。実勢価格は「T350/56A」が17万円前後、「T350/36A」が16万円前後、「T350/34A」が12万円台半ばの見込み。
「dynabook Qosmio」全シリーズと「dynabook」シリーズのハイスタンダードノート「T550」「T560」には、従来モデルから搭載するharman/kardonステレオスピーカーやDolby Adbanced Audioに加え、新たにMaxxAudio 3を搭載し、音質を強化した。スタンダードノート「T350」にはMaxxVolume SDを搭載する。
スタンダードノート dynabook T350のモデナレッド
スリムコンパクトタイプやネットノートは全モデルにWiMAXモジュール内蔵
13.3型スリムコンパクトノートの従来モデル「dynabook RX」は、「dynabook R730」に刷新。OSがWindows 7 Professionalで128GBのSSD搭載の「R730/39A」と、同じくWindows 7 Professionalで500GBのHDD搭載の「R730/38A」、Windows 7 Home Premiumで500GBのHDD搭載の「R730/27A」は、CPUにCore i5-560M(2.66GHz)を採用。同じくWindows 7 Home Premiumで320GBのHDD搭載の「R730/26A」には、Core i3-370M(2.40GHz)を採用した。すべてWiMAX通信モジュールを内蔵する。実勢価格は、「R730/39A」が24万円前後、「R730/38A」が21万円前後、「R730/27A」が19万円前後、「R730/26A」が17万円前後の見込み。
dynabook R730
超低電圧版CPUを採用した11.6型ネットノートの従来モデル「dynabook MX」は、「dynabook N510」に刷新。超低電圧版CPUのCore i3-380UM(1.33GHz)搭載の「N510/06」と、超低電圧版CPUのPentium 5400(1.20GHz)搭載の「N510/04」をラインアップする。すべてWiMAX通信モジュールを内蔵する。ともにメモリは2GB、320GBのHDDを備える。メモリは最大8GBまで増設可能になり、従来非対応だったWindows 7 Home Premium 64ビット版の選択も可能になった。カラーは、各機種ともリュクスホワイト、プレシャスブラック、アイアンレッドの3色。実勢価格は「N510/06」が11万円台半ば、「N510/04」が9万円台半ばの見込み。
dynabook N510(アイアンレッド)