KDDI、12月1日付けで田中孝司専務が新社長に昇格
KDDIは、9月10日、12月1日付けで代表取締役執行役員専務を務める田中孝司氏が新社長に昇格する人事を発表した。代表取締役社長兼会長の小野寺正氏は、代表取締役会長に就任する。
小野寺社長は、「社長就任10年目という節目に交代を決めた」と述べ、12月というタイミングについて、「来年度(2011年度)の経営方針を新社長の下で決定し、実施するため」とした。
田中氏を新社長に選定した理由について、小野寺氏は「ソリューション事業を立ち上げて築いてきた経験や、UQコミュニケーションズの立ち上げで発揮した株主を取りまとめる力がある」として、続けて「彼の経験が、今後のKDDIの発展に必要不可欠だと思った。彼なら、私ができなかったことをやってくれると判断した」と述べた。
田中氏は、「2000年から2010年までの10年間は、通信事業者間の加入者純増数獲得争いが中心だったが、ここ数年の新規参入で、競争のかたちが大きく変化した。アライアンスの推進など、変化に対応する仕組みなどの戦略を練り、グループ16社のベクトルを合わせて新たなKDDIをつくっていきたい」と、抱負を述べた。
新社長に就任する田中氏は、1957年大阪府生まれ。79年に京都大学工学部を卒業し、81年の旧・国際電信電話会社入社後は、エンジニアとしての経験を積んだ。合併後の00年10月以降は、主にソリューション事業を担当。UQコミュニケーションズ設立には立ち上げ時から関わり、社長を兼務した。10年6月以降は同社取締役会長職にある。
小野寺社長は、「社長就任10年目という節目に交代を決めた」と述べ、12月というタイミングについて、「来年度(2011年度)の経営方針を新社長の下で決定し、実施するため」とした。
田中氏を新社長に選定した理由について、小野寺氏は「ソリューション事業を立ち上げて築いてきた経験や、UQコミュニケーションズの立ち上げで発揮した株主を取りまとめる力がある」として、続けて「彼の経験が、今後のKDDIの発展に必要不可欠だと思った。彼なら、私ができなかったことをやってくれると判断した」と述べた。
田中氏は、「2000年から2010年までの10年間は、通信事業者間の加入者純増数獲得争いが中心だったが、ここ数年の新規参入で、競争のかたちが大きく変化した。アライアンスの推進など、変化に対応する仕組みなどの戦略を練り、グループ16社のベクトルを合わせて新たなKDDIをつくっていきたい」と、抱負を述べた。
新社長に就任する田中氏は、1957年大阪府生まれ。79年に京都大学工学部を卒業し、81年の旧・国際電信電話会社入社後は、エンジニアとしての経験を積んだ。合併後の00年10月以降は、主にソリューション事業を担当。UQコミュニケーションズ設立には立ち上げ時から関わり、社長を兼務した。10年6月以降は同社取締役会長職にある。
小野寺正氏と、12月1日付けで社長に就任する田中孝司氏(右)