AKB48の研究生10名が「研究員」に、カスペルスキーの新セキュリティソフト

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2010/09/08 15:12

 カスペルスキーとジャストシステムは、危険なサイトを事前に検知する統合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 2011」と、簡易版のアンチウイルスソフト「Kaspersky Anti-Virus 2011」を、9月17日に発売する。

人気アイドルグループ、AKB48の研究生10名で構成する「AKB48カスペルスキー研究所」。中央はカスペルスキーの川合林太郎社長

 最新版は、危険なサイトかどうかを検知後に判断するのではなく、事前に検知・判断するのが特徴。オンラインバンキングなど、個人情報詐取の危険性が高いサイトへのセキュリティを強化し、個人情報の漏洩を防ぐ。また、マルウェアが潜むサイトやフィッシングサイトをブロックする。

 カスペルスキー製品のユーザーネットワーク「KSN」を活用し、最新のウイルス情報を世界中からリアルタイムに収集、新種の脅威に対抗する。アプリケーションの信頼度に基づいて監視レベルを自動設定したり、アプリケーションの不審な動きを監視して怪しいプログラムを検知したりする。

Kaspersky Internet Security 2011

 ラインアップと価格は、「Kaspersky Internet Security 2011」のパッケージ版(1年3台版)が7140円、同ダウンロード版が6279円。「Kaspersky Anti-Virus 2011」はダウンロード版(1年3台版)のみで、価格は4400円。対応OSはすべて、Windows 7/Vista/XP。

「AKB48カスペルスキー研究所」はセキュリティ対策の必要性を訴えていく

 プロモーションキャラクターとして、人気アイドルグループ、AKB48の研究生10名を起用。「AKB48カスペルスキー研究所」の「研究員」として、専用サイトなどでセキュリティ対策の必要性を訴えていく。

川合林太郎社長

 9月7日の発表会で、カスペルスキーの川合林太郎社長は「オンライン上の脅威は他人事ではないことを伝えると同時に、心理面でユーザーに安心感を提供していきたい」と、「AKB48カスペルスキー研究所」のミッションを語った。