キヤノン、暗いシーンに強い「PowerShot S95」などコンパクトデジカメ2モデル

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2010/08/20 12:29

 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot」の新製品として、暗いシーンでも美しい写真を撮影することができる「PowerShot S95」など2モデルを、8月26日に発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は「PowerShot S95」が5万円前後、光学12倍ズームレンズを搭載する「PowerShot SX130 IS」が2万円前後の見込み。

PowerShot S95

 「PowerShot S95」は、ノイズの発生が少ない高感度のCCDと映像エンジン「DIGIC 4」を組み合わせた「HS SYSTEM」を備え、暗いシーンでも美しい写真が撮影できる。撮像素子は有効約1000万画素の1/1.7型CCD。焦点距離が28-105mm(35mmフィルムカメラ換算)で、開放絞り値F2.0の明るいレンズを搭載する。ズーム倍率は光学3.8倍。

 1280×720画素(24フレーム/秒)のハイビジョン(HD)画質の動画撮影機能をもつ。HDMIミニ端子を搭載し、テレビと本体をつなげば撮影した動画を大画面で楽しむことができる。モニタは3.0型。

 記録媒体は、SD/SDHC/SDXCカード、マルチメディアカード、MMC plusカード、HC MMC plusカード。記録フォーマットは、静止画がJPEGとRAW、動画がMOV。電源はリチウムイオン充電池。サイズは99.8×58.4×29.5mm、重さは約193g。カラーはブラック。

PowerShot SX130 IS

 「PowerShot SX130 IS」は、撮像素子に有効約1210万画素1/2.3型CCD、焦点距離が28-336mm相当(35mmフィルムカメラ換算)の光学12倍ズームレンズを搭載する。1280×720画素(30フレーム/秒)のHD動画を撮影することもできる。音声は、リニアPCM形式のステレオ音声で記録する。

 「顔の一部が暗い」「人物が動いている」など、28のシーンを判別してカメラの設定を最適化する「こだわりオート」、ISO 6400の高感度で、暗いシーンをきれいに撮る「ローライト」など、撮影シーンに応じて使い分けができる豊富な撮影モードを備える。

 記録フォーマットは、静止画がJPEG、動画がMOV。記録媒体は、SD/SDHC/SDXCカード、マルチメディアカード、MMC plusカード、HC MMC plusカード。モニタのサイズは3.0型。背面のゴム調塗装でグリップしやすくしたほか、操作ボタンやコントローラーホイールを大型化して操作性を高めた。電源は単3形乾電池2本。サイズは113.3×73.2×45.8mm、重さは約308g。カラーはブラック。