ニコン、初心者向けデジタル一眼「D3100」、ガイドをよりわかりやすく

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2010/08/19 18:02

 ニコンは、ニコンDXフォーマットを採用したデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル「ニコン D3100」を9月16日に発売する。

 新開発の有効1420万画素のCMOSセンサと新画像処理エンジン「EXPEED2」を搭載。豊かな階調表現で、高画質・高精細な写真を撮影できる。常用感度はISO 100~3200で、Hi2(ISO 12800相当)までの増感設定が可能。

 2009年8月発売の前モデル「D3000」から搭載している「ガイドモード」を強化。選択項目やアシスト画像を追加することで、よりわかりやすく、使いやすくした。初心者でも、液晶モニタの説明文に従って操作するだけで、撮影から画像再生・編集、各種設定など、ほとんどの操作を簡単に行うことができる。

ニコン D3100(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)と、「ガイドモード」のアシスト画像の例

 液晶モニタを見ながら撮影する「ライブビュー撮影」に対応。ライブビュー撮影時に、モードダイヤルをオートまたは発光禁止オートに合わせると、自動的に最適なモードを選択する「おまかせシーン機能」を備える。

 最大35人の顔を検出する顔検出機能、フルHD動画を撮影できる「Dムービー」などを搭載。記録媒体はSDXC/SDHC/SDメモリカード。サイズは幅約124×高さ96×奥行き74.5mm、重さは本体のみで約455g。

超望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」が付属するニコン D3100 ダブルズームキット

 価格はオープン。実勢価格は、ボディ単体が6万5000円前後、ボディと標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」のセット「D3100 レンズキット」が7万5000円前後、「D3100 レンズキット」に、ブレを軽減する「手ブレ補正(VRII)」を搭載した小型・軽量の超望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」を追加した「D3100 ダブルズームキット」が11万円前後の見込み。

 「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」は、9月2日に単体でも発売する。価格は5万0400円。