DXアンテナ、地デジ受信用平面アンテナ、ブースター内蔵でより高感度に

ニュース

2010/08/06 18:30

 DXアンテナは、地上デジタル放送受信用アンテナ「DIGICATCH(デジキャッチ)」シリーズで、2009年10月に発売した平面アンテナ「UAH800」にブースターを内蔵した新モデル「UAD1800」を、8月9日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。

UAD1800(正面・背面)

 「UAH800」は、壁面やベランダに手軽に設置できる水平偏波/垂直偏波共用のUHFアンテナ。独自のサイドフィン型スロットアンテナを採用することで、薄型・コンパクト化と20素子型アンテナ相当の高感度を実現した。「UAD1800」は、平面アンテナでは初めて本体に低雑音ブースターを内蔵し、さらなる高感度を実現している。

 内蔵の低雑音ブースターによってアンテナ出力レベルを上げ、分配損失などの伝送損失を補うとともに、受信CNの劣化を抑える。「UAH800」に長さ10mの同軸ケーブルと外付けブースターを取り付けた場合に比べ、システム性能が約60%向上。ブロックノイズ(モザイク状の画面)などにも強く、幅広いエリアで受信できる。

 簡単に設置できるよう、接続端子や防水キャップなど細部を工夫。壁面やベランダ、マスト、ポールなどのほか、専用スタンドを使って室内にも設置できる。本体サイズは高さ526×幅303×奥行128mm(取り付け金具含む)で、壁面に平行に取り付けた場合、壁面から突き出す幅はわずか13cm。専用設計の特殊金具を採用し、壁面に取り付けるときに最適な方向にプラスマイナス60度まで角度調整ができる。