日本HP、デジタルライフを提案する業界団体WDLCに加盟

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2010/08/02 19:09

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、7月28日、ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)に加盟した。

地デジチューナーを内蔵しタッチ操作ができる「HP TouchSmart 600PCシリーズ」

 WDLCは、PCメーカー、周辺機器メーカー、コンテンツ/サービスプロバイダなど100社(2010年6月23日時点)が加盟し、業界の枠を超えてデジタルライフを提案する業界団体で、2010年4月から11年7月まで、地デジ放送対応パソコンでのテレビ視聴を推進するキャンペーン「パソコンも地デジカ」を行っている。

 キャンペーンには、NEC、オンキヨー、ソニー、東芝、富士通、マウスコンピューターの6社が参加。家電量販店として参画しているビックカメラ、ソフマップ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの一部店舗で、最新の地デジPCを集めたコーナーを設置している。

 日本HPは、WDLC加盟後の具体的な取り組みについて現段階では明らかにしておらず、キャンペーン参加も未定としている。しかし、地上デジタルチューナー内蔵PC市場の拡大を背景にユーザー獲得を目指していることから、キャンペーンに参加する可能性は高い。

 「パソコンも地デジカ」に参加しているPCメーカーは、今夏の最新モデルにテレビ番組の情報をリアルタイムに受け取るアプリケーション「テレビNaviガジェット」を標準搭載しているが、日本HPはこれについても未定としている。