パナソニック、広角24mmからの光学3.8倍ズームレンズ搭載の高感度コンデジ

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2010/08/02 14:52

 パナソニックは、高感度CCDセンサと広角24mmからの光学3.8倍ズームレンズを搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX5」を、8月20日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は6万円前後の見込み。

LUMIX DMC-LX5

 新開発の1/1.63型高感度CCDセンサを搭載。集光率を高め、従来機種「LUMIX DMC-LX3」と比較して、感度が約31%向上した。有効画素数は1010万画素。

 レンズのイメージサークルより大きいCCDを使用することで、4:3、3:2、16:9のいずれの画面アスペクト比でも広角24mmで撮影できる「マルチアスペクト」機能に対応。1:1の切り出し撮影もできる。「アスペクトブラケット」機能を利用すれば、1回のシャッター操作で4:3、3:2、16:9、1:1の写真を撮影することができる。

 画像処理性能が大きく向上した新開発のヴィーナスエンジン「FHD」を採用。常用ISO800、最大ISO12800を実現した。

 35mmフィルムカメラ換算で、広角24-90mmの光学3.8倍LEICA DC VARIO-SUMMICRON(バリオ・ズミクロン)レンズを搭載する。非球面5面3枚を含む9群10枚のレンズ構成によって、大口径化・小型化を実現。ワイド端では1cmまでのマクロ撮影に対応し、開放F2.0と組み合わせることで、花などを撮影するときに美しい背景ボケを楽しむことができる。

 光学式手ブレ補正ジャイロは「PowerO.I.S.」に進化。手ブレ補正効果を前機種比で約2倍に高めた。

 AVCHD Lite動画に対応。ハイビジョン画質の動画を撮影できる。クリエイティブ動画モードを備えているので、絞りやシャッタースピードなどを手動で設定して動画撮影ができる。

 46万ドットの3.0型液晶モニタを備える。内蔵メモリは約40MBで、外部メモリはSD/SDHC/SDXCカードに対応。電源はリチウムイオンバッテリ。本体サイズは幅109.7×高さ65.5×奥行き43.0mm、重さ約233g。カラーはブラック。