さくらやが特別清算を開始、負債総額は約70億円
東京商工リサーチは、さくらやが7月20日に東京地方裁判所から特別清算の決定を受けたことを明らかにした。負債は約70億円。
さくらやは2001年2月期、年商約893億円を計上して売上はピークを迎えた。その後、家電量販店の林立などが原因で経営状況が悪化し、大幅な減収が続いた。08年3月にはベスト電器の100%子会社になった。
10年、ベスト電器はさくらやの業績回復が困難であるとして、さくらやの事業撤退と清算を決定。首都圏を中心に展開していた全店舗を2月28日に閉鎖した。ベスト電器は10年2月期決算でさくらやの事業撤退に伴い、89億5300万円を特別損失として計上している。
さくらや池袋店の外観
さくらやは2001年2月期、年商約893億円を計上して売上はピークを迎えた。その後、家電量販店の林立などが原因で経営状況が悪化し、大幅な減収が続いた。08年3月にはベスト電器の100%子会社になった。
10年、ベスト電器はさくらやの業績回復が困難であるとして、さくらやの事業撤退と清算を決定。首都圏を中心に展開していた全店舗を2月28日に閉鎖した。ベスト電器は10年2月期決算でさくらやの事業撤退に伴い、89億5300万円を特別損失として計上している。