東芝、中国の液晶テレビ市場で販売体制を強化、TCL集団と合弁会社設立
東芝(佐々木則夫社長)は、中国の液晶テレビ市場での販売体制強化に向けて、中国の家電メーカーであるTCL集団と、中国市場向けの販売合弁会社「東芝ビジュアルプロダクツ(中国)社」(広東省恵州市)を設立することで合意した。9月から営業を開始する予定。
合弁会社の設立は、中国全土に展開するTCL集団の販売網とマーケティングのノウハウを活用することで、中国市場で東芝液晶テレビの販売規模拡大が目的。沿岸大都市圏に加え、内陸部の中規模都市に注力し、12年度には1万店舗を超える販売網の構築を目指す。
東芝によると、中国のテレビ市場は、2012年度には09年度比で約190%の伸長が見込まれ、10年度には国別市場規模で世界最大になると予測されている。
合弁会社の設立は、中国全土に展開するTCL集団の販売網とマーケティングのノウハウを活用することで、中国市場で東芝液晶テレビの販売規模拡大が目的。沿岸大都市圏に加え、内陸部の中規模都市に注力し、12年度には1万店舗を超える販売網の構築を目指す。
東芝によると、中国のテレビ市場は、2012年度には09年度比で約190%の伸長が見込まれ、10年度には国別市場規模で世界最大になると予測されている。