ソニー、充実した渋滞対応機能と最新地図を搭載したポータブルナビ

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2010/07/02 19:25

 ソニーは、充実した渋滞対応機能と最新地図情報を備えたポータブルナビゲーション「nav-u(ナブ・ユー) NV-U76VT/NV-U76V」を、8月7日に発売する。価格はオープンで、実勢価格はFM VICS対応の「NV-U76VT」が6万円前後、非対応の「NV-U76V」が5万円前後の見込み。

nav-u NV-U76VT(左)とnav-u NV-U76V(右)

 NV-U76シリーズは、内蔵した過去の渋滞統計情報から、実際の走行日時に合わせたルートが探索できる「日時指定ルート探索機能」を搭載。目的地への出発・到着予定日時を入力することで、統計から割り出した予測所要時間を算出できる。

 別売のVICSビーコンユニット「NVA-VB8」を接続すれば、VICSビーコンからの情報を受信して運転時の道路状況を反映し、渋滞を迂回するルートを自動で案内する。上位モデルの「NV-U76VT」は、広域の道路交通情報を発信するFM VICSの受信にも対応。リアルタイムの道路状況を画面上に表示する。

 高性能自車位置測位システム「POSITION plus(ポジション プラス) GT」によって、10km程度の長いトンネルや山間部など、GPS電波が届きにくい場所でも独自の速度算出技術によって自車位置を計測し、GPS電波を受信した状態と同様の精度の高いナビゲーションを行う。

 2009年12月時点の地図に加え、首都高速・大橋ジャンクションや圏央道・海老名インターチェンジなどの2010年に開通した交通スポットや、東京スカイツリーなどの新しい地点情報を反映した最新の地図情報と、10冊分、約2万件のガイドブック情報を収録する。

 画面には見やすく、高感度な静電容量式タッチパネルを採用。サイズは4.8V型。ワンセグの視聴・録画、外部機器との連携、歩行者専用の地図データを使用してガイドする「徒歩ナビ」など、カーナビゲーション以外の機能も充実している。メモリ容量は8GB。サイズは幅約141×高さ約88.5×奥行き約17.5、重さは約255g。カラーはブラック。