マカフィーCTO、サイバー攻撃「Operation Aurora」の調査結果についてコメント
マカフィーのジョージ・カーツ・CTO兼エグゼクティブバイスプレジデントは、2010年初頭に起きたサイバー攻撃「Operation Aurora」の調査結果について、自社ブログでコメントした。同社の調査によって、攻撃者が企業にあるソースコードの構成管理システム(SCM)をターゲットにしていたことが新たに判明したことを受けたもの。
ジョージ・カーツ・CTO兼エグゼクティブバイスプレジデントは、「多くの企業は財務システムなど、ミッションクリティカルなシステムには厳重なセキュリティ対策を講じているが、知的財産には広範囲からアクセスできる状態になっている。たとえゲートウェイ上のセキュリティ対策がしっかりしている企業でも、侵入しさえすれば、SCMに容易にアクセスできる」とし、「サイバー犯罪者にとって知的財産は金銭よりもずっと貴重で、企業は適切なセキュリティ対策を施す必要がある。企業は財務システムと同じ程度のセキュリティで、ソースコードも守っていかなければならない」とコメントしている。
ジョージ・カーツ・CTO兼エグゼクティブバイスプレジデント
ジョージ・カーツ・CTO兼エグゼクティブバイスプレジデントは、「多くの企業は財務システムなど、ミッションクリティカルなシステムには厳重なセキュリティ対策を講じているが、知的財産には広範囲からアクセスできる状態になっている。たとえゲートウェイ上のセキュリティ対策がしっかりしている企業でも、侵入しさえすれば、SCMに容易にアクセスできる」とし、「サイバー犯罪者にとって知的財産は金銭よりもずっと貴重で、企業は適切なセキュリティ対策を施す必要がある。企業は財務システムと同じ程度のセキュリティで、ソースコードも守っていかなければならない」とコメントしている。