パナソニック、ボディがわずか約336gのミラーレス一眼、初の魚眼レンズも

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2010/06/04 17:26

 パナソニックは、世界最軽量のレンズ交換式デジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G10」を6月18日に発売する。ラインアップはレンズキット「DMC-G10K」のみで、ボディ単体の販売はない。「DMC-G10K」の価格はオープンで、実勢価格は7万円前後の見込み。

LUMIX DMC-G10

 マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したミラーレス構造のレンズ交換式デジタル一眼カメラ「G2」の姉妹機種。液晶モニタとファインダーの両方でライブビューが可能な「Wライブビュー」に対応するほか、カメラが自動で撮影シーンを判別する「おまかせiA(インテリジェントオート)モード」を搭載し、初心者でも簡単に撮影できる。

 ボディのみの重さは約336gで、ファインダーをもつレンズ交換式デジタルカメラのボディとして、世界最軽量を実現。サイズは幅124×高さ83.6×奥行き74mm。付属レンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-F5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」を装着し、バッテリ、メモリカードを含めた重さは約558g。ボディカラーはブラック。

 画素数は1210万画素で、「超解像技術」を搭載した画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンHD2」と「Live MOSセンサー」の組み合わせで高画質を実現した。記録メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリカード。 

魚眼レンズ H-F008

 また、マイクロフォーサーズステム規格に準拠した交換レンズ初の魚眼レンズ「H-F008」を6月30日に発売する。AFに対応し、写真でも動画でも、魚眼レンズ特有の映像表現が楽しめる。価格は9万9750円。