シャープ、大迫力のサラウンド音声を再現するシアターラック&ステレオヘッドホン

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2010/06/01 16:56

 シャープは、7月30日に発売する3D対応液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D」やブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ(BD-HDW700/70)」に合わせ、3D対応のシアターラックシステム「AQUOSオーディオ」3機種と、ステレオヘッドホン2機種を発売する。

シンプル接続の3D対応シアターラックシステム



 シアターラックシステムには、新たに3D対応BDプレーヤーからの3D映像信号を3D対応テレビに出力する「3Dパススルー機能」を備えた。3D対応の液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D(LVシリーズ)」や「AQUOSブルーレイ(BD-HDW700/70)」とあわせて設置する場合、HDMIケーブルだけのシンプルな配線で接続できる。

 HDMIケーブルで音声の双方向伝送を行う「オーディオリターンチャンネル」に対応。従来、テレビ音声をシアターラックに出力するために必要だった光デジタルケーブルが不要になった。18cmウーファーと高音質10cmスピーカー、最大出力500Wのデジタルアンプで、大迫力のサラウンド音声を再生する。

AQUOSオーディオ AN-AR630

 ラインアップと実勢価格は、薄型テレビ52V-60V型対応の「AN-AR630」が13万円前後、46V-52V型対応の「AN-AR530」が10万円前後、40V-46V型対応の「AN-AR430」が9万円前後の見込み。

ステレオヘッドホン2機種



 同時発売するステレオヘッドホンは、直径50mmスピーカー搭載のオープン型「VR-HSA100」と40mmスピーカー搭載の密閉型「VR-HSB10」。ともに「AQUOSブルーレイ」の音声出力特性に合わせてあり、バーチャルサラウンド音声が楽しめる。実勢価格は、オープン型の「VR-HSA100」が1万円前後、密閉型の「VR-HSB10」が5000円前後の見込み。ともに専用のヘッドホンスタンドが付属する。

VR-HSA100(左)とVR-HSB10