富士通、「F-06B」などドコモ端末を発表、瑛太さんのCM裏話も
富士通は5月20日、NTTドコモの携帯電話夏モデルとして、フルハイビジョン(フルHD)の動画が撮影できる、タッチパネル搭載のスライド式端末「docomo PRIME series F-06B」など3機種を発表した。前回に引き続き、CMキャラクターには俳優の瑛太さんを起用。熱帯魚の動画撮影中に「いいね~」のひと言を漏らすシーンの裏話を語った。
「docomo PRIME series F-06B」は、3.5型のタッチパネル式液晶を搭載するスライド式ケータイ。インターネットはタッチ操作、メール作成はキー操作、といった使い分けができる。画面を縦から横にスライドする機能「スライドヨコモーション」を備え、横型はウェブサイトの閲覧やワンセグ視聴に便利だ。タッチパネルは、従来モデル「F-01B」と比べて感度を約6倍高めた。
カメラは、1320万画素の静止画に加え、フルHDの動画を撮ることができる。「ベストショットセレクト」機能では、1回のシャッターで7枚連写することで、最もよい1枚を自動で選択してくれる。瞬きや手ブレなど、失敗を防ぐことができる。フラッシュを搭載。
動画や音声を収録した電子辞書をインストール。『広辞苑 第六版 DVD-ROM版』『リーダーズ英和辞典 第2版』『現代用語の基礎知識2010年版』など、22の辞書から知りたい言葉を調べることができる。文字入力は、キーのほか手書き文字に対応する。
防水性能IPX5、7、8で、水深1.5m以内であればカメラ機能が使える。Wi-Fi機能付きで、インターネットに快適にアクセスできる。キーはイルミネーションのように色がグラデーションで変化。連続待ち受け時間は約4週間。カラーはブラック、ホワイト、シアン。
「docomo STYLE series F-07B」は、画面を回転して横向きにする「ヨコモーション」に対応したモデル。2008年発売の「F906i」以来、2年ぶりとなる対応機だ。ヒンジ部分には、片手で本体が開くボタンを備える。厚さ約14.8mmと薄型ボディに仕上げた。カメラ機能を追求し、解像度は約1220万画素。最大ISO 25600で暗いところでもキレイな写真が撮影できる。カラーはNight Black、Precious Rose、Shiny White。
「docomo STYLE series F-08B」は、「ekubo(えくぼ)」という愛称が付いたシンプルな端末。その名のとおりパネルに浅い窪みがあり、LEDが柔らかい光を発する。窪みをタッチすると、反応して点灯する。装飾を控えた飽きのこないデザインで、長く使ってもらうことを想定したという。ターゲットは低価格なケータイを求める女性。防水性能IPX5、7、8をもつ。カメラの解像度は510万画素。カラーはパステル調で、Innocent White、Rose Gold、Pale Green、Baby Pink、Ash Black。
3機種ともに、着信に出られないときに定型文を返信してくれるメール自動返信機能を装備。例えば、「電車のなかなので出られません」「もう寝ているので明日連絡します」といったメールを、相手からの着信に自動でメールを送る。なお、連絡先はあらかじめ登録しておく必要がある。また、撮影した写真を簡単にブログやSNSにアップロードする機能を備える。
新製品のCMには瑛太さんが出演。バスルームのガラス越しにF-06Bで遠方の花火を撮影する「ペイントハウス編」と、バラをプレゼントした彼女の喜んだ笑顔にF-07Bのシャッターを切る「薔薇編」を、5月21日から順次放映する。
「ペイントハウス編」の後半に、熱帯魚をフルHD動画で撮るシーンがある。そこでの一言「いいね~」は、撮影現場で提案したところ、見事採用された。実は瑛太さん、自宅でグッピーやレッドビーシュリンプなどの熱帯魚を飼っており、そこでの経験が生かされたとか。また、「薔薇編」では、F-07Bについて「どうやったら男性はカッコよく、女性はかわいくヨコモーションできるか探してほしい」と操作の楽しさを語った。
発表会冒頭の挨拶で、佐相秀幸・執行役員副社長は「2009年度は販売台数518万台と前年比110%を達成した」と振り返り、その要因として「冬モデルとして投入したうちの3機種が好調だった」と述べた。
製品戦略として、引き続き店員がお客様に訴求しやすい「5秒でアピールできるケータイ」を掲げていく方針を示した。また、富士通での携帯電話事業の位置付けを「ヒューマンセントリックのフロントとして提供していく」と表現し、“人”を中心に据えたIT社会の実現への意気込みを示した。
CMに登場する瑛太さん
水中でもOK! フルHD動画が撮れるハイスペックケータイ「F-06B」
「docomo PRIME series F-06B」は、3.5型のタッチパネル式液晶を搭載するスライド式ケータイ。インターネットはタッチ操作、メール作成はキー操作、といった使い分けができる。画面を縦から横にスライドする機能「スライドヨコモーション」を備え、横型はウェブサイトの閲覧やワンセグ視聴に便利だ。タッチパネルは、従来モデル「F-01B」と比べて感度を約6倍高めた。
docomo PRIME series F-06B
カメラは、1320万画素の静止画に加え、フルHDの動画を撮ることができる。「ベストショットセレクト」機能では、1回のシャッターで7枚連写することで、最もよい1枚を自動で選択してくれる。瞬きや手ブレなど、失敗を防ぐことができる。フラッシュを搭載。
ベストショットセレクト(下部のサムネイルが連写した7枚の写真)
動画や音声を収録した電子辞書をインストール。『広辞苑 第六版 DVD-ROM版』『リーダーズ英和辞典 第2版』『現代用語の基礎知識2010年版』など、22の辞書から知りたい言葉を調べることができる。文字入力は、キーのほか手書き文字に対応する。
22の辞書を収録する
防水性能IPX5、7、8で、水深1.5m以内であればカメラ機能が使える。Wi-Fi機能付きで、インターネットに快適にアクセスできる。キーはイルミネーションのように色がグラデーションで変化。連続待ち受け時間は約4週間。カラーはブラック、ホワイト、シアン。
声が聞き取りやすくなる「はっきりボイス3」とノイズキャンセル技術をもつF-06は、
フォーミュラー・ニッポンのマシンに採用されている
フォーミュラー・ニッポンのマシンに採用されている
ヨコモーション機能付き「F-07B」、女性向けのシンプルな「F-08B」
「docomo STYLE series F-07B」は、画面を回転して横向きにする「ヨコモーション」に対応したモデル。2008年発売の「F906i」以来、2年ぶりとなる対応機だ。ヒンジ部分には、片手で本体が開くボタンを備える。厚さ約14.8mmと薄型ボディに仕上げた。カメラ機能を追求し、解像度は約1220万画素。最大ISO 25600で暗いところでもキレイな写真が撮影できる。カラーはNight Black、Precious Rose、Shiny White。
docomo STYLE series F-07B
「docomo STYLE series F-08B」は、「ekubo(えくぼ)」という愛称が付いたシンプルな端末。その名のとおりパネルに浅い窪みがあり、LEDが柔らかい光を発する。窪みをタッチすると、反応して点灯する。装飾を控えた飽きのこないデザインで、長く使ってもらうことを想定したという。ターゲットは低価格なケータイを求める女性。防水性能IPX5、7、8をもつ。カメラの解像度は510万画素。カラーはパステル調で、Innocent White、Rose Gold、Pale Green、Baby Pink、Ash Black。
docomo STYLE series F-08B
3機種ともに、着信に出られないときに定型文を返信してくれるメール自動返信機能を装備。例えば、「電車のなかなので出られません」「もう寝ているので明日連絡します」といったメールを、相手からの着信に自動でメールを送る。なお、連絡先はあらかじめ登録しておく必要がある。また、撮影した写真を簡単にブログやSNSにアップロードする機能を備える。
「F-08B」のターゲットは女性
CMでは熱帯魚をフルHD動画撮影、瑛太さん「自宅でも飼ってます」
瑛太さんはレッドビーシュリンプを飼っている
新製品のCMには瑛太さんが出演。バスルームのガラス越しにF-06Bで遠方の花火を撮影する「ペイントハウス編」と、バラをプレゼントした彼女の喜んだ笑顔にF-07Bのシャッターを切る「薔薇編」を、5月21日から順次放映する。
「ペイントハウス編」の後半に、熱帯魚をフルHD動画で撮るシーンがある。そこでの一言「いいね~」は、撮影現場で提案したところ、見事採用された。実は瑛太さん、自宅でグッピーやレッドビーシュリンプなどの熱帯魚を飼っており、そこでの経験が生かされたとか。また、「薔薇編」では、F-07Bについて「どうやったら男性はカッコよく、女性はかわいくヨコモーションできるか探してほしい」と操作の楽しさを語った。
佐相秀幸執行役員副社長
発表会冒頭の挨拶で、佐相秀幸・執行役員副社長は「2009年度は販売台数518万台と前年比110%を達成した」と振り返り、その要因として「冬モデルとして投入したうちの3機種が好調だった」と述べた。
製品戦略として、引き続き店員がお客様に訴求しやすい「5秒でアピールできるケータイ」を掲げていく方針を示した。また、富士通での携帯電話事業の位置付けを「ヒューマンセントリックのフロントとして提供していく」と表現し、“人”を中心に据えたIT社会の実現への意気込みを示した。