パナソニック、音が映像と一体化するラック型サラウンドシステム

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2010/05/06 17:06

 パナソニックは、音声がまるでテレビの画面から出ているように聴こえる「明瞭ボイス」機能搭載のラック型サラウンドシステム2モデルを、5月28日に発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、テレビの画面サイズが65-54V型向けの「SC-HTX900-K」が19万8000円前後、54-46V型向けの「SC-HTX800-K」が12万8000円前後の見込み。

(上から)SC-HTX900-K、SC-HTX800-K

 ラック型サラウンドシステムは、テレビ画面よりも下にスピーカーがあり、音声がやや下から聴こえる傾向がある。「明瞭ボイス」は、人の声や効果音を本体の前方上方の位置に広げ、テレビの映像と音声が一体となったような臨場感を味わうことができる機能。

 同社のテレビ「VIERA(ビエラ)」とつないで使うリンク機能として、音量変化の少ないドラマ、バラエティ、ニュースなどの番組を視聴しているとき、自動的に消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」機能を備える。また、見ている番組のジャンルに合わせて自動でサウンドモードを切り替える「番組ぴったりサウンド」を採用した。

 素材は高級感のある天然木で、天板には光沢塗装を施した。前面の棚にはガラス扉を装備し、内部に置くBDレコーダーなどのAV機器をホコリから守り、見た目も美しく収納できる。カラーはブラック。