「映像酔い」防止は適正距離での視聴! 3Dコンソーシアムが3D視聴ガイドライン
電子情報技術産業協会(JEITA)と産業技術総合研究所、3Dコンソーシアム(3DC)は、4月20日、視聴者やコンテンツ制作者、製造者など、3Dに関わる人を対象に、それぞれの必要最低限の知識やルールをまとめた「人に優しい3D普及のための3Dコンソーシアムガイドライン」をホームページで公開した。
視聴者に周知すべきガイドラインとして、立体映像を視聴した際の映像が二重に見えたときや、映像を正面からではなく斜めから視聴すると、眼精疲労などを引き起こす要因となるなど、注意を呼びかけている。
回転・横揺れ・縦揺れを伴う映像コンテンツを観賞する際は、自分が動いているような感覚が生じる「映像酔い」を感じることが。その際には、目を画面の外に向けるか、部屋を明るくすると軽減されることがあると助言している。
映像酔いを防止するためのハイビジョンテレビの視聴距離として、32インチが約120cm、37インチが約140cm、46インチが約170cm、52インチが約190cm、65インチが約240cmを参考値として挙げた。
コンテンツ制作者向けには、視差量を大きくすると、映像の飛び出し量や引っ込み量が大きくなり、視聴者に驚きを与えられる一方で、右目左目の画像が融合せず、二重像が見えてしまい立体視ができなくなることから、大きな視差の長時間提示は避けることが望ましい、と呼びかけている。また、立体視の得意な人、苦手な人、できない人が存在するほか、視差許容範囲には慣れがあるので、制作者以外の人が視聴テストを行うことが有効としている。
製造者向けには、両眼視差を利用した立体表示装置の場合、左右画像のストロークができるだけ小さい装置の開発を提言するほか、液晶シャッターメガネ方式の3D装置には、チラツキによって光感受性発作などを誘引する可能性があり、できるだけ高い切り替え周波数を推奨している。
視聴者に周知すべきガイドラインとして、立体映像を視聴した際の映像が二重に見えたときや、映像を正面からではなく斜めから視聴すると、眼精疲労などを引き起こす要因となるなど、注意を呼びかけている。
回転・横揺れ・縦揺れを伴う映像コンテンツを観賞する際は、自分が動いているような感覚が生じる「映像酔い」を感じることが。その際には、目を画面の外に向けるか、部屋を明るくすると軽減されることがあると助言している。
映像酔いを防止するためのハイビジョンテレビの視聴距離として、32インチが約120cm、37インチが約140cm、46インチが約170cm、52インチが約190cm、65インチが約240cmを参考値として挙げた。
コンテンツ制作者向けには、視差量を大きくすると、映像の飛び出し量や引っ込み量が大きくなり、視聴者に驚きを与えられる一方で、右目左目の画像が融合せず、二重像が見えてしまい立体視ができなくなることから、大きな視差の長時間提示は避けることが望ましい、と呼びかけている。また、立体視の得意な人、苦手な人、できない人が存在するほか、視差許容範囲には慣れがあるので、制作者以外の人が視聴テストを行うことが有効としている。
製造者向けには、両眼視差を利用した立体表示装置の場合、左右画像のストロークができるだけ小さい装置の開発を提言するほか、液晶シャッターメガネ方式の3D装置には、チラツキによって光感受性発作などを誘引する可能性があり、できるだけ高い切り替え周波数を推奨している。