シャープ、3D対応液晶テレビを5月に発表、発売は今夏
シャープは4月12日、専用メガネをかけて3D映像が見られる大型液晶ディスプレイを開発したと発表した。今夏発売する液晶テレビ新製品に搭載する計画で、すでに量産準備を開始している。
同社は、「昨年度(2009年3月期)の液晶テレビ出荷台数として見込んでいた1000万台を達成。2010年度は、国内のほか中国など全世界での市場拡大を見込んで、大幅な増産体制を整えている」(松本雅史副社長)としたうえで、3D対応液晶テレビの販売台数を、今年度は液晶テレビ全体の5-10%、来年度は20-30%にしていくことを表明した。
シャープが開発した大型3D液晶ディスプレイは、テレビ用液晶パネルの中核技術「UV2A」と、RGB(赤・緑・青)の3色の入力信号にY(黄)を加えた「4原色技術」、シングル信号配線で240Hz駆動を実現した3D液晶ディスプレイ用の信号処理技術「FRED(Frame Rate Enhanced Driving:フレッド)技術」、ストローク(二重像)を低減したバックライト技術「サイドマウントスキャニングLEDバックライト技術」を搭載。松本副社長は、「四つのオンリーワン技術を融合することで、業界最高輝の3Dディスプレイを実現した」と強調した。5月に発表予定の3D対応液晶テレビは、業界最高の画面の明るさを実現し、ストロークを世界最小レベルに抑えた高画質3Dを訴求ポイントに、満を持して投入する。
同社は、専用メガネなしで視聴できる小型液晶ディプレイを発表4月5日に済みだが、ここで活用した技術は「小型に適しているため、大型には向いていない」ことから、今夏に発売する3D対応液晶テレビには、専用メガネをかけて視聴するアクティブシャッター方式を採用した。アクティブシャッター方式は、明るさ不足、ストロークの発生、映像の鮮やかさの低下が課題となっていたが、四つの独自技術によって課題を解決したという。
特に「4原色技術」は、「テレビの歴史を大きく塗り替える。テレビは4原色時代になる」(水嶋繁光常務執行役員研究開発本部長)と自信を示し、3D対応テレビだけでなく、今後は2D製品にも採用していく。
同社は、「昨年度(2009年3月期)の液晶テレビ出荷台数として見込んでいた1000万台を達成。2010年度は、国内のほか中国など全世界での市場拡大を見込んで、大幅な増産体制を整えている」(松本雅史副社長)としたうえで、3D対応液晶テレビの販売台数を、今年度は液晶テレビ全体の5-10%、来年度は20-30%にしていくことを表明した。
シャープが開発した大型3D液晶ディスプレイは、テレビ用液晶パネルの中核技術「UV2A」と、RGB(赤・緑・青)の3色の入力信号にY(黄)を加えた「4原色技術」、シングル信号配線で240Hz駆動を実現した3D液晶ディスプレイ用の信号処理技術「FRED(Frame Rate Enhanced Driving:フレッド)技術」、ストローク(二重像)を低減したバックライト技術「サイドマウントスキャニングLEDバックライト技術」を搭載。松本副社長は、「四つのオンリーワン技術を融合することで、業界最高輝の3Dディスプレイを実現した」と強調した。5月に発表予定の3D対応液晶テレビは、業界最高の画面の明るさを実現し、ストロークを世界最小レベルに抑えた高画質3Dを訴求ポイントに、満を持して投入する。
3D映像対応の大型液晶ディスプレイを開発
同社は、専用メガネなしで視聴できる小型液晶ディプレイを発表4月5日に済みだが、ここで活用した技術は「小型に適しているため、大型には向いていない」ことから、今夏に発売する3D対応液晶テレビには、専用メガネをかけて視聴するアクティブシャッター方式を採用した。アクティブシャッター方式は、明るさ不足、ストロークの発生、映像の鮮やかさの低下が課題となっていたが、四つの独自技術によって課題を解決したという。
「4原色技術」を2Dにも採用していく予定
特に「4原色技術」は、「テレビの歴史を大きく塗り替える。テレビは4原色時代になる」(水嶋繁光常務執行役員研究開発本部長)と自信を示し、3D対応テレビだけでなく、今後は2D製品にも採用していく。
松本雅史副社長