「日本ダウンロードソフト振興協会」設立、第1回「ダウンロードソフト大賞」を発表

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2010/04/08 16:26

 インターネットのダウンロードソフト販売会社3社と、ダウンロードソフト卸業3社は、4月8日、アプリケーション・ソフトの普及促進と啓発などを通じて、インターネットの健全な発展を推進することを目的に、「日本ダウンロードソフト振興協会」を設立。同時に「ダウンロードソフト大賞」を創設し、第1回受賞商品を発表した。

「ダウンロードソフト大賞」はトレンドマイクロ「ウイルスバスター」が受賞(写真はウイルスバスター2010のパッケージ版)

 「日本ダウンロードソフト振興協会」は、インターネットのダウンロードソフト販売会社であるベクター、NECビッグローブ、楽天と、ダウンロードソフト卸業であるソフトバンクBB、丸紅インフォテック、インターチャネルが設立。ソフト産業での日本の競争力を高め、人々が安心してソフトをダウンロードできる環境を整備していく。

 協会の設立に合わせ、ダウンロードソフト販売サイト「ベクターPCショップ」「楽天ダウンロード」「BIGLOBE SOFTPLAZA」で取り扱っている商品の中から、評価・機能面で最も優れた商品を表彰する「ダウンロードソフト大賞」を創設した。

 第1回の受賞商品は、「ダウンロードソフト大賞」がトレンドマイクロのセキュリティソフト「ウイルスバスター」。受賞理由は、「総合セキュリティソフトとしてウイルス対応力が高く、スキャンや起動の時間を短縮し、軽快に動作する。ダウンロードソフトの特長を活かした無料体験版を提供し、効果を試せるなど、人気・実力ともに優秀なソフトとして最もユーザーの支持を集め、評価された」としている。

 「ダウンロードソフト特別賞」は、相栄電器のデフラグソフト「Diskeeper」が受賞。「インストールするだけで、ファイル断片化を解消する『自動デフラグ』に加えて、ファイル断片化自体を未然に防ぐ新機能『IntelliWrite』を搭載。新しい視点の斬新な技術によって、PCの速度劣化を防ぐ点、またダウンロード版を先行販売している点」が評価された。

 「ベクターPCショップ賞」は、ラネクシーのバックアップソフト「Acronis True Image」。「Windows 7への乗換に重宝するなど、話題に富んだバックアップソフトを選出。最適なバックアップ方法をワンクリックで有効化するなど初心者への配慮、増分・差分バックアップの連結など上級者のニーズもカバーする点が高評価」としている。

 「楽天ダウンロード賞」は、テクニカルソフトの家計簿ソフト「てきぱき家計簿マム」。「楽天ダウンロードのソフトウェア家計簿ソフト部門で販売本数ダントツ! PCソフトとしては異例の30代-40代の女性に支持され、ダウンロードソフトを新たなユーザー層へ認知させた功績を評価」としている。

 「BIGLOBE SOFTPLAZA賞」は、メディアナビの動画変換ソフト「らくちん動画変換」。「有名動画共有サイトの動画保存、DVDからの動画取り込み、携帯電話やiPhoneに最適な形式への動画変換などを、ワンクリック操作でできるようにし、初心者にも簡単に使える点」が評価された。