富士フイルム、光学10倍ズームの1200万画素デジカメ、ペット検出機能も搭載

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2010/03/10 11:07

 富士フイルムは、有効1210万画素の「スーパーCCDハニカムEXR」と、光学式10倍ワイドズームレンズ、犬や猫の顔を自動で見つけてピントを合わせる「ペット自動検出」機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F80EXR」を4月17日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は3万7000円前後の見込み。

FinePix F80EX

 広角28mm~270mmのフジノン光学式10倍光学式ズームレンズを搭載。最薄部22.9mmのコンパクトボディながら、幅広い撮影領域に対応する。カラーはシルバー、ピンク、レッド、ブラックの4色。

 イメージセンサーには、有効画素数が1210万画素で、3つの撮像方式(高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)を一つのCCDで実現した「スーパーCCDハニカムEXR」を採用。被写体までの距離や被写体と背景の明るさなどの情報をもとにカメラがシーンを認識し、三つの撮像方式を自動的に切り替える「EXR AUTO」で、カメラまかせの高画質撮影ができる。

 「ペット自動検出」は、正面を向いた犬または猫の顔をどんな向きでも最大10匹まで検出し、ピントや撮影条件を最適化する機能。さらに、正面を向いた瞬間にカメラが自動でシャッターを切る「ペットオートシャッター」で、シャッターチャンスを逃さずに簡単に撮影できる。人物をきれいに撮影する顔検出機能「顔キレイナビ」も備える。

 1280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影にも対応。動画撮影中も、光学10倍ズームが可能で、顔検出機能「顔キレイナビ」も使用できる。記録メディアは内蔵メモリ(約40MB)と、SDHC/SDメモリカード。サイズは幅99.3×高さ58.9×奥行き28.4mm、本体のみの重さは約183g。