カシオ、ハイスピードデジカメ新製品、広角・高倍率ズームレンズを搭載

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2010/03/09 17:19

 カシオ計算機は、高速連写とハイスピードムービー機能を備えるデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM」の新製品として、広角24mmからの光学10倍ズームレンズを搭載した「EX-FH100」を4月9日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。

HIGH SPEED EXILIM EX-FH100

 幅105.0×高さ63.2×厚さ29.9mm、重さ約227gの小型ボディに、35mmフィルムカメラ換算で約24-240mmの光学10倍ズームレンズを備える。感度の高い裏面照射型の有効1010万画素CMOSセンサーを採用したことで、部屋の中など暗い場所でもノイズが少ない写真を撮影できる。

 連写モードでは、解像度3456×2592ピクセルの静止画を最大40枚/秒の速さで30枚まで撮影できる。シャッターを半押ししている状態で画像の記録を開始する「パスト連写」機能を設定すれば、シャッターのタイミングが多少遅れても、決定的瞬間を逃さずに撮れる。

 ハイスピードムービーは、1000fps、420fps、240fps、120fpsから選択できる。30fpsの通常の動画撮影中に、240fpsや120fpsの撮影にボタンひとつで切り替えるモードも装備する。

 専用の「ムービーボタン」を押せば、解像度1280×720ピクセルの動画を記録。HDMI端子とステレオマイクを備え、カメラを大画面テレビに接続して、映像と臨場感のある音を楽しめる。

 モニタは3.0型。CMOSシフト方式の手ブレ補正機能を装備する。メモリはSD/SDHCカードに対応し、内蔵メモリは85.9MB。電源はリチウムイオン充電池で、フルチャージで約520枚撮影できる。カラーはブラックとシルバー。