NHK、テレビの「QRコード」から地域の情報にケータイでアクセス
NHKは3月1日、デジタル放送とカメラ付き携帯電話を連携させ、地域に密着したきめ細かい情報を伝える新技術を開発したと発表した。
新技術は、データ放送の機能を活用して、2次元コード「QRコード」をテレビ画面に表示。それを視聴者がカメラ付き携帯電話で読み取ることで、番組に関連した情報にインターネット経由でアクセスするというもの。
従来はQRコードをまるごと一つの画像として放送し、すべての受信機に同じQRコードを表示することしかできず、視聴者の地域ごとに個別QRコードを表示し分けることは不可能だった。
新たに開発したプログラムは、受信機に設定している郵便番号などの個別情報に基づくQRコードを高速に生成・表示する。具体的には、現在、地上デジタル放送のデータ放送で伝えている「夜間休日医療情報」や「災害時の避難所情報」などで、視聴者が近くの診療所や避難所の地図を簡単に入手できるようになる。
NHKでは、この技術を使った具体的なサービスを検討するとともに、デジタル放送受信機と携帯電話などを連携させた新たな放送通信連携サービスの研究・開発を推進していく。
新技術は、データ放送の機能を活用して、2次元コード「QRコード」をテレビ画面に表示。それを視聴者がカメラ付き携帯電話で読み取ることで、番組に関連した情報にインターネット経由でアクセスするというもの。
従来はQRコードをまるごと一つの画像として放送し、すべての受信機に同じQRコードを表示することしかできず、視聴者の地域ごとに個別QRコードを表示し分けることは不可能だった。
これまでの技術
新たに開発したプログラムは、受信機に設定している郵便番号などの個別情報に基づくQRコードを高速に生成・表示する。具体的には、現在、地上デジタル放送のデータ放送で伝えている「夜間休日医療情報」や「災害時の避難所情報」などで、視聴者が近くの診療所や避難所の地図を簡単に入手できるようになる。
新しい技術
NHKでは、この技術を使った具体的なサービスを検討するとともに、デジタル放送受信機と携帯電話などを連携させた新たな放送通信連携サービスの研究・開発を推進していく。