パナソニック、3D対応のプラズマテレビとBDレコーダー/プレーヤーを4月23日発売

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2010/02/09 20:11

 パナソニックは2月9日、世界で初めてフルハイビジョン3D映像の再生に対応する54V、50V型プラズマテレビとBDレコーダー、プレーヤーを4月23日に発売すると発表した。また、3D非対応のプラズマテレビ3機種、液晶テレビなどの新製品も発表。2月26日から順次発売する。

 フルHDの3D映像対応を目玉に、非対応の50V、46V、42V型プラズマテレビ、37V、32V型液晶テレビなどを一挙に発表。3D対応のプラズマテレビについては、今後順次サイズ展開を図っていくほか、「3Dに対応するムービーカメラの開発も進めている」(西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部本部長)など、3D対応製品の拡充に力を入れていく。

フルHD+3D対応のプラズマテレビやBDレコーダーを目玉に新製品を一挙に発表

 西口本部長は、「2010年は『3Dの産業革命を起こす』という意気込みで、3D対応の50V型の実勢価格を43万円前後とし、非対応で同サイズの新製品との価格差を7万円に抑えた」と語り、買いやすい価格設定にすることで業界をリードしていくことを宣言した。

フルハイビジョン3D映像に対応するプラズマテレビ。専用メガネをかけて視聴する

 プラズマテレビの新製品のラインアップと実勢価格、発売日は、フルハイビジョン3D映像対応の54V型「TH-P54VT2」が53万円前後、50V型「TH-P50VT2」が43万円前後の見込みで、発売は4月23日。3D非対応の50V型「TH-P50V2」が36万円前後、46V型「TH-P46V2」が30万円前後、42V型「TH-P42V2」が26万円前後の見込みで、発売日は3月5日となる。すべて別売のアダプタを接続することで、無線LANが利用できる。年間消費電力量は、3D対応の50V型が2D表示の従来品と比べて約13%削減、非対応モデルは約20%削減している。

プラズマテレビは別売のアダプタで無線LANに対応

 液晶テレビは、省エネ性能を高めた37V(フルHD)、32V型「G2シリーズ」2機種のほか、ベーシックモデル「S2シリーズ」に37V型をラインアップした。実勢価格は37V型「TH-L37G2」が16万円前後、32V型「TH-L32G2」が11万円前後、「S2シリーズ」の37V型が「TH-L37S2」14万円前後の見込みで、発売日は2月26日。

西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部本部長

 また同時に、ブルーレイ3Dディスクの再生に対応したBDレコーダー「ブルーレイディーガ」3モデルと、同じくブルーレイ3Dディスク再生対応のプレーヤー1モデルを発表した。いずれも4月23日発売予定。ラインアップと実勢価格は、HDD容量が2TBの「DMR-BWT3000」が30万円前後、1TBの「DMR-BWT2000」が20万円前後、750GBの「DMR-BWT1000」が16万円前後の見込み。プレーヤー「DMP-BDT900」は、13万円前後の見込み。