富士フイルム、ペットの顔検出など「FinePix」6機種、佐々木希も登場
富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FinePix(ファインピックス)」の新モデル6機種を2月20日から順次発売する。ペット検出や防水機能強化したカメラなどを揃えた。価格はすべてオープン。
5機種で画像再生時に日付やシーンで撮影した写真を検索できる新機能「ピクチャーサーチ」を搭載。また、6機種で有効1200万画素以上のCCD、5倍以上の光学ズームレンズ、自動シーン認識、動画を共通機能で盛り込んでいる。
国内のコンパクトデジカメ市場は普及率が7割を超え、価格下落も手伝って販売が苦戦している。富士フイルムでは独自機能で訴求することで「買い替え、買い増し需要を開拓する」(四宮啓司・コンシューマー営業本部長)考えだ。
目玉となるのは「FinePix Z700EXR」。画像再生時にカメラを縦にすると、液晶ディスプレイを上面にプレビュー、下面にサムネイルの2画面に分けて画像を表示。それぞれの画面を操作できる。カメラの縦・横向きを自動で判別し、向きに合わせて画像を回転して表示することも可能。ディスプレイはタッチパネル方式の3.5型ワイド液晶で、指先で再生などの操作ができる。
犬や猫の顔を見つけてピントを合わせる「ペット自動検出」を搭載。上下逆さまでも認識し、最大10匹を検出する。事前に登録した人物の顔を認識して優先的にピントを合わせる個人認識機能も備える。
撮像素子には、自社開発CCD「スーパーCCD ハニカム EXR」を採用。高感度で低ノイズ優先やダイナミックレンジを優先などの撮像方式で撮影ができる。有効画素数は1200万画素。レンズは35-175mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズーム。最薄部の厚さは16.9mm。実勢価格は3万3000円前後の見込み。
「FinePix Z70」は、動画撮影やインターネットの動画共有サイトへの投稿が手軽にできるモデル。
写真撮影中でもすぐに動画撮影に切り替えられる「動画撮影ボタン」や、「ユー・チューブ」などへの動画投稿を設定できる「アップロードボタン」といったワンタッチボタンを装備。動画サイトへの投稿は、専用ソフトをPCにインストールしておけば、カメラを接続して簡単な操作でアップロードできる。
薄さは20.1mmで本体にトップコートを施し、光沢のあるボディに仕上げた。カラーはピンク、ブルー、ブロンズ、シルバー。CCDは有効1220万画素。レンズは36-180mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズーム。実勢価格は2万5000円前後の見込み。
また、防水機能や耐衝撃機能などを強化したモデルとして「FinePix XP10」を投入。防水・防塵の保護規格「IP68」に準拠し、水深3mやマイナス10度の気温でも使用することができる。高さ1mからの落下にも耐える耐衝撃性や、砂やホコリを防ぐ防塵機能も備える。
強化ガラスでレンズを覆ったほか、グリップ部には滑り止めにラバー素材を使用。メタル外装を施し、光沢感のあるボディに仕上げた。最薄部は21.7mmで、CCDは有効1220万画素。36-180mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズームレンズを搭載する。実勢価格は2万8000円前後の見通し。
「FinePix S2500HD」は、高倍率ズームレンズが特徴。28-504mm(35mmフィルム換算)の光学18倍ズームレンズを搭載し、2cmのマクロ撮影ができる。
CCDは有効1220万画素で、1280×720画素の高画質の動画撮影もできる。本体にはHDMIミニ端子を内蔵し、薄型テレビやディスプレイと接続して写真や動画を楽しむことができる。実勢価格は3万円前後の見込み。
そのほか、エントリーモデルとして薄型の「FinePix JX200」、乾電池に対応した「FinePix AX200」を発売。
「JX200」は最薄部が18.5mmで、有効1220万画素CCD、28-140mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズームレンズを搭載したほか、笑顔認識や撮影時に被写体の目がつぶっていることを知らせる機能などを搭載した。実勢価格は1万7000円前後の見込み。
一方、「AX200」は単3形乾電池2本を電源に使用する機種で、CCDは1220万画素、レンズは28-140mm(35mmフィルム換算)の光学5倍。1280×720画素の動画撮影もできる。実勢価格は1万5000円前後の見通し。
富士フイルムでは、新製品投入に合わせて、イメージキャラクターにモデルの佐々木希さんを起用し、広告やプロモーションを展開することを発表した。佐々木さんは、2日の発表会に愛犬のマロンちゃんと登場。撮影デモを行い、「犬の表情を自動で認識してくれるのはすごい機能」と、新製品をアピールした。
富士フイルムが発表した「FinePix」新モデル
5機種で画像再生時に日付やシーンで撮影した写真を検索できる新機能「ピクチャーサーチ」を搭載。また、6機種で有効1200万画素以上のCCD、5倍以上の光学ズームレンズ、自動シーン認識、動画を共通機能で盛り込んでいる。
国内のコンパクトデジカメ市場は普及率が7割を超え、価格下落も手伝って販売が苦戦している。富士フイルムでは独自機能で訴求することで「買い替え、買い増し需要を開拓する」(四宮啓司・コンシューマー営業本部長)考えだ。
目玉となるのは「FinePix Z700EXR」。画像再生時にカメラを縦にすると、液晶ディスプレイを上面にプレビュー、下面にサムネイルの2画面に分けて画像を表示。それぞれの画面を操作できる。カメラの縦・横向きを自動で判別し、向きに合わせて画像を回転して表示することも可能。ディスプレイはタッチパネル方式の3.5型ワイド液晶で、指先で再生などの操作ができる。
FinePix Z700EXR
犬や猫の顔を見つけてピントを合わせる「ペット自動検出」を搭載。上下逆さまでも認識し、最大10匹を検出する。事前に登録した人物の顔を認識して優先的にピントを合わせる個人認識機能も備える。
ダルメシアン柄などのネックストラップ付き専用ケースも発売
撮像素子には、自社開発CCD「スーパーCCD ハニカム EXR」を採用。高感度で低ノイズ優先やダイナミックレンジを優先などの撮像方式で撮影ができる。有効画素数は1200万画素。レンズは35-175mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズーム。最薄部の厚さは16.9mm。実勢価格は3万3000円前後の見込み。
「FinePix Z70」は、動画撮影やインターネットの動画共有サイトへの投稿が手軽にできるモデル。
FinePix Z70
写真撮影中でもすぐに動画撮影に切り替えられる「動画撮影ボタン」や、「ユー・チューブ」などへの動画投稿を設定できる「アップロードボタン」といったワンタッチボタンを装備。動画サイトへの投稿は、専用ソフトをPCにインストールしておけば、カメラを接続して簡単な操作でアップロードできる。
薄さは20.1mmで本体にトップコートを施し、光沢のあるボディに仕上げた。カラーはピンク、ブルー、ブロンズ、シルバー。CCDは有効1220万画素。レンズは36-180mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズーム。実勢価格は2万5000円前後の見込み。
また、防水機能や耐衝撃機能などを強化したモデルとして「FinePix XP10」を投入。防水・防塵の保護規格「IP68」に準拠し、水深3mやマイナス10度の気温でも使用することができる。高さ1mからの落下にも耐える耐衝撃性や、砂やホコリを防ぐ防塵機能も備える。
FinePix XP10
強化ガラスでレンズを覆ったほか、グリップ部には滑り止めにラバー素材を使用。メタル外装を施し、光沢感のあるボディに仕上げた。最薄部は21.7mmで、CCDは有効1220万画素。36-180mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズームレンズを搭載する。実勢価格は2万8000円前後の見通し。
「FinePix S2500HD」は、高倍率ズームレンズが特徴。28-504mm(35mmフィルム換算)の光学18倍ズームレンズを搭載し、2cmのマクロ撮影ができる。
FinePix S2500HD
CCDは有効1220万画素で、1280×720画素の高画質の動画撮影もできる。本体にはHDMIミニ端子を内蔵し、薄型テレビやディスプレイと接続して写真や動画を楽しむことができる。実勢価格は3万円前後の見込み。
そのほか、エントリーモデルとして薄型の「FinePix JX200」、乾電池に対応した「FinePix AX200」を発売。
「JX200」は最薄部が18.5mmで、有効1220万画素CCD、28-140mm(35mmフィルム換算)の光学5倍ズームレンズを搭載したほか、笑顔認識や撮影時に被写体の目がつぶっていることを知らせる機能などを搭載した。実勢価格は1万7000円前後の見込み。
FinePix JX200
一方、「AX200」は単3形乾電池2本を電源に使用する機種で、CCDは1220万画素、レンズは28-140mm(35mmフィルム換算)の光学5倍。1280×720画素の動画撮影もできる。実勢価格は1万5000円前後の見通し。
富士フイルムでは、新製品投入に合わせて、イメージキャラクターにモデルの佐々木希さんを起用し、広告やプロモーションを展開することを発表した。佐々木さんは、2日の発表会に愛犬のマロンちゃんと登場。撮影デモを行い、「犬の表情を自動で認識してくれるのはすごい機能」と、新製品をアピールした。
FinePixのイメージキャラクター・佐々木希さん