オリンパス、水深10m、2mからの落下に耐える「μTOUGH」シリーズ新モデル

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2010/02/02 18:59

 オリンパスイメージングは、防水・耐衝撃・耐低温が特徴のコンパクトデジタルカメラ「μTOUGH(ミュー タフ)」シリーズの新モデルとして、水深10mまでの防水性能を備える「μTOUGH-8010」と、水深5mまでの防水性能を備える「μTOUGH-6020」を2月下旬に発売する。ともに価格はオープン。実勢価格は「μTOUGH-8010」が4万円台後半、「μTOUGH-6020」が3万円台後半の見込み。

 両モデルとも、これまで耐落下衝撃性能との両立が困難とされていたCCDシフト式手ぶれ補正機構を装備。高感度撮影機能と合わせて、ダブルで手ブレ・被写体ブレを抑える「DUAL IS」を搭載する。アウトドアでのハードな場面でも、ブレを気にせず撮影を楽しめる。

 2GBのメモリを内蔵し、PCからカメラ内に書き戻したお気に入りの写真を「日付」「シーンモード」などの撮影情報で検索し、画像をサーフィンをする感覚で鑑賞する「フォトサーフィン」が楽しめる。さらに、PC用の画像管理ソフト「ib」を使えば、写真を撮影日ごとにイベントとして分類したり、写っている人物ごとに分けたり、画像ごとに撮影場所の位置情報をつけることができる。

 ハイビジョン(HD)動画フォーマットの「MPEG-4 AVC / H.264」に対応し、1280×720画素のHD動画を撮影できる。

 「μTOUGH-8010」は、「μTOUGH」シリーズの最上位機種で、水深10mまでの防水性能と砂やホコリに強い防塵性能、高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐低温性能、100kgfまでの荷重に耐えるコンパクトデジタルカメラ。圧力を検知する「圧力センサー」を搭載し、水深や標高をモニタに表示。水中ではモニタの明るさを調整する。

μTOUGH-8010

 有効画素数は1400万画素。35mmフィルム換算で28-140mmの光学5倍ズームレンズと、2.7型の液晶モニタを備える。外部メモリはSD/SDHCカードに対応。電源はリチウムイオン充電池。本体サイズは幅98.3×高さ63.6×奥行き23.9mm、重さ215g。カラーはシルバー。

 「μTOUGH-6020」は、「μTOUGH-6010」の後継機種で、防水性能を3mから5mに高め、砂やホコリに強い防塵性能、高さ1.5mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐低温性能をもつ。

μTOUGH-6020

 有効画素数は1400万画素。35mmフィルム換算で28-140mmの光学5倍ズームレンズと、2.7型の液晶モニタを備える。外部メモリはSD/SDHCカードに対応。電源はリチウムイオン充電池。本体サイズは幅96.7×高さ64.4×奥行き25.8mm、重さ178g。カラーはピンク、ブルー、グリーンの3色。