エコポイント制度延長、購入予定の薄型テレビが4月以降は対象外になることも
緊急経済対策費などを計上した2009年度第二次補正予算が、1月28日の参議院本会議で可決、成立した。これによって、「住宅版エコポイント」の実施や、省エネ家電のエコポイントを2010年末まで延長することが決まった。
予算のうち、省エネ家電のエコポイントは、10年4月施行の改正省エネルギー法に伴い、薄型テレビの対象製品が変更されることが必至。現時点で買おうと検討していた薄型テレビが、4月以降は対象外になることがあり得る。
改正省エネ法では、2012年度を達成目標に、メーカーに対してエネルギー消費効率がより高い製品の開発が求められることになる。新基準は現行基準に比べて厳しく、「09年12月時点で市場にある製品では、ほとんどが新基準に満たない」(資源エネルギー庁)というレベルだ。消費者にとっては、現時点で買おうと検討していた薄型テレビが新基準に達せず、エコポイント対象外になる事態が起きるかもしれない。もちろん各メーカーは、省エネ基準の見直しに向けて新製品の開発を進めている。
省エネ法改正後は、テレビの省エネ基準を示す統一省エネラベルが変わるとともに、すでに販売されている製品も、新しい省エネラベルに貼り替えることになる。現在のラベルの省エネ性能評価は、エネルギー基準達成率100%未満が星一つ、100以上121%未満が星二つ、121%以上143%未満が星三つ、143%以上164%未満が星四つ、164%以上が星五つとなっている。
4月以降も四つ星以上をエコポイント対象とするが、この多段階評価基準の達成率は変更になる。改正省エネ法施行をまたぐ10年3月から4月にかけては、テレビ売り場や消費者の間に多少の混乱がみられるかもしれないが、新基準をクリアした製品が店頭に並ぶのも確実だ。ラベルを参考にしながら賢く選びたい。
予算のうち、省エネ家電のエコポイントは、10年4月施行の改正省エネルギー法に伴い、薄型テレビの対象製品が変更されることが必至。現時点で買おうと検討していた薄型テレビが、4月以降は対象外になることがあり得る。
改正省エネ法では、2012年度を達成目標に、メーカーに対してエネルギー消費効率がより高い製品の開発が求められることになる。新基準は現行基準に比べて厳しく、「09年12月時点で市場にある製品では、ほとんどが新基準に満たない」(資源エネルギー庁)というレベルだ。消費者にとっては、現時点で買おうと検討していた薄型テレビが新基準に達せず、エコポイント対象外になる事態が起きるかもしれない。もちろん各メーカーは、省エネ基準の見直しに向けて新製品の開発を進めている。
石丸電気本店(東京・秋葉原)の薄型テレビ売り場(2010年1月5日)
省エネ法改正後は、テレビの省エネ基準を示す統一省エネラベルが変わるとともに、すでに販売されている製品も、新しい省エネラベルに貼り替えることになる。現在のラベルの省エネ性能評価は、エネルギー基準達成率100%未満が星一つ、100以上121%未満が星二つ、121%以上143%未満が星三つ、143%以上164%未満が星四つ、164%以上が星五つとなっている。
4月以降も四つ星以上をエコポイント対象とするが、この多段階評価基準の達成率は変更になる。改正省エネ法施行をまたぐ10年3月から4月にかけては、テレビ売り場や消費者の間に多少の混乱がみられるかもしれないが、新基準をクリアした製品が店頭に並ぶのも確実だ。ラベルを参考にしながら賢く選びたい。