東芝、「Qosmio」「dynabook」春モデル19機種を発表、AV機能が向上
東芝は、AVノートPC「Qosmio」の春モデルとして、高性能のAV機能を備えた「Qosmio G65」シリーズの「G65/97L」を、2月下旬に発売する。また1月22日からは、ノートPC「dynabook」の7シリーズ18機種を順次発売する。価格はすべてオープン。
高性能AVノート「Qosmio G65」シリーズの「G65/97L」は、東芝独自の映像専用エンジン「SpursEngine」を搭載。高画質の映像再生を実現したほか、映像処理のスピードが向上し、例えばBD作成の変換処理は、従来比で約5倍速くなった。18.4型のワイドFHD液晶はフルHDの画質に対応。BDドライブ、地上デジタルチューナー2基を備えるなど、AV機能を充実させた。CPUにCore i5-520M、GPUにNVIDIA GeForce GT 330Mを採用し、ゲームなどがストレスなく楽しめる。
このほかの主な仕様は、4GBのメモリ、500GBのHDDなど。Windows 7 Home Premiumの32ビット版/64ビット版を選択できる「セレクタブルOS」を採用する。カラーはシャイニーレッド。実勢価格は29万円前後の見込み。2月下旬発売予定。
上位スタンダードノート「dynabook TX」シリーズからは、解像度1366×768ピクセルの16型のワイド液晶やBDドライブを装備する2モデルを発表。CPUにCore i3-330M(2.13GHz)を搭載し、メモリは4GB、HDDは500GB。OSは、セットアップ時にWindows 7 Home Premiumの32ビット版と64ビット版から選択できる。カラーは、リュクスホワイト、プレシャスブラック、スウィートピンクの3色を用意。
ラインアップと実勢価格は、統合ソフトOffice Personal 2007 SP2 with PowerPoint 2007 SP2をプリインストールする「TX/66PL」が17万円前後、Office Personal 2007 SP2搭載の「TX/66L」が16万円台半ばの見込み。1月29日から順次発売予定。
スタンダードAVノート「dynabook TV」シリーズの「TV/64L」は、地上デジタルチューナ1基やDVDスーパーマルチドライブを備える。16型ワイド液晶、harman/kardon製のステレオスピーカーなどを装備し、テレビとしての機能も充実している。このほかの主な仕様は、Celeron T3100(1.90GHz)のCPU、4GBのメモリ、500GBのHDDなど。
実勢価格は、リュクスホワイトが15万円台半ば、プレシャスブラックが14万円前後、スウィートピンクが12万円台半ばの見込み。1月29日から順次発売予定。
スタンダードノートの「dynabook EX」シリーズは、15.6型ワイド液晶を備えた3モデルを投入する。DVDスーパーマルチドライブや500GBのHDDなどを搭載。カラーはリュクスホワイトとプレシャスブラックの2色。
ラインアップと実勢価格は、Core i3-330M(2.13GHz)のCPU、4GBのメモリ、Office Personal 2007 SP2 with PowerPoint 2007 SP2搭載の「EX56L」(ホワイトのみ)が15万円台半ば、Core i3-330M、4GBのメモリ搭載の「EX/55L」が15万円前後、Celeron 900(2.20GHz)、2GBのメモリ搭載の「EX35L」が12万円台半ばの見込み。1月22日から順次発売予定。
このほか、コンパクトノート「dynabook CX」シリーズの「CX/47L」は、13.3型ワイド液晶、Core i3-330M(2.13GHz)のCPU、DVDスーパーマルチドライブ、4GBのメモリ、500GBのHDDなどを備える。カラーはリュクスホワイトのみ。実勢価格は16万円前後の見込み。2月下旬発売の予定。
東芝がノートPCとネットブックの間に位置づける「ネットノート」の「dynabook MX」シリーズからは、2GBのメモリ、320GBのHDDなどを搭載する4モデルを発表した。2月下旬から順次発売予定。
ラインアップと実勢価格は、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)搭載の「MX/44L」が13万円前後、同「MX/43L」が11万円前後、Celeron 743(1.30GHz)搭載の「MX/34L」が10万円前後、「MX/33L」が8万円前後の見込み。無線通信は、すべてIEEE802.11b/g/nに準拠した無線LANに対応する。
「MX/44L」と「MX/43L」は、13.3型ワイド液晶を備え、バッテリ駆動時間は10.5時間。「MX/44L」はOffice Personal 2007 SP2をプリインストールする。「MX/34L」「MX/33L」は、11.6型ワイド液晶で、バッテリ駆動時間は9.5時間。「MX/34L」は、Office Personal 2007 SP2をプリインストールする。
ネットブック「dynabook UX」シリーズの4モデルは、CPUにAtom N450を採用。液晶は省電力LEDバックライト付きの10.1型ワイドを搭載する。メモリは1GB、HDDは250GB。2月下旬から順次発売する予定。ラインアップと実勢価格は、「UX/28L」が8万円前後、「UX/25L」が6万円前後、「UX/24L」が7万円前後、「UX23/L」が6万円前後の見込み。
「UX/28L」は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに加え、イー・モバイルの広帯域無線通信に対応する。バッテリの駆動時間は約3.7時間。「UX/25L」は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANのほかWiMAXに対応。バッテリ駆動時間は約9.8時間。「UX/24L」と「UX23/L」は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN/WiMAXに対応し、バッテリ駆動時間は約3.7時間。さらに「UX/24L」は、Office Personal 2007 SP2の2年間ライセンス版をプリインストールする。
このほか、モバイルノート「dynabook SS RX2」シリーズからは、CPUにCore 2Duo SU9400(1.40GHz)、液晶に12.1型ワイドを搭載した3モデルを発表した。メモリは4GB。1月29日から順次発売予定。
ラインアップと実勢価格は、128GBのSSD搭載の「RX2/T9L」が26万円前後、128GBのSSD搭載/WiMAX対応の「RX2L/T6L」が22万円前後、320GBのHDD搭載/WiMAX対応の「RX2L/T5L」が20万円前後の見込み。
ノートPC――映像やゲームをとことん楽しむ「Qosmio G65」など
Qosmio G65/97L
高性能AVノート「Qosmio G65」シリーズの「G65/97L」は、東芝独自の映像専用エンジン「SpursEngine」を搭載。高画質の映像再生を実現したほか、映像処理のスピードが向上し、例えばBD作成の変換処理は、従来比で約5倍速くなった。18.4型のワイドFHD液晶はフルHDの画質に対応。BDドライブ、地上デジタルチューナー2基を備えるなど、AV機能を充実させた。CPUにCore i5-520M、GPUにNVIDIA GeForce GT 330Mを採用し、ゲームなどがストレスなく楽しめる。
このほかの主な仕様は、4GBのメモリ、500GBのHDDなど。Windows 7 Home Premiumの32ビット版/64ビット版を選択できる「セレクタブルOS」を採用する。カラーはシャイニーレッド。実勢価格は29万円前後の見込み。2月下旬発売予定。
dynabook TX/66PL(左)、dynabook TV/64L
上位スタンダードノート「dynabook TX」シリーズからは、解像度1366×768ピクセルの16型のワイド液晶やBDドライブを装備する2モデルを発表。CPUにCore i3-330M(2.13GHz)を搭載し、メモリは4GB、HDDは500GB。OSは、セットアップ時にWindows 7 Home Premiumの32ビット版と64ビット版から選択できる。カラーは、リュクスホワイト、プレシャスブラック、スウィートピンクの3色を用意。
ラインアップと実勢価格は、統合ソフトOffice Personal 2007 SP2 with PowerPoint 2007 SP2をプリインストールする「TX/66PL」が17万円前後、Office Personal 2007 SP2搭載の「TX/66L」が16万円台半ばの見込み。1月29日から順次発売予定。
スタンダードAVノート「dynabook TV」シリーズの「TV/64L」は、地上デジタルチューナ1基やDVDスーパーマルチドライブを備える。16型ワイド液晶、harman/kardon製のステレオスピーカーなどを装備し、テレビとしての機能も充実している。このほかの主な仕様は、Celeron T3100(1.90GHz)のCPU、4GBのメモリ、500GBのHDDなど。
実勢価格は、リュクスホワイトが15万円台半ば、プレシャスブラックが14万円前後、スウィートピンクが12万円台半ばの見込み。1月29日から順次発売予定。
dynabook EX56L(左)、dynabook CX/47L
スタンダードノートの「dynabook EX」シリーズは、15.6型ワイド液晶を備えた3モデルを投入する。DVDスーパーマルチドライブや500GBのHDDなどを搭載。カラーはリュクスホワイトとプレシャスブラックの2色。
ラインアップと実勢価格は、Core i3-330M(2.13GHz)のCPU、4GBのメモリ、Office Personal 2007 SP2 with PowerPoint 2007 SP2搭載の「EX56L」(ホワイトのみ)が15万円台半ば、Core i3-330M、4GBのメモリ搭載の「EX/55L」が15万円前後、Celeron 900(2.20GHz)、2GBのメモリ搭載の「EX35L」が12万円台半ばの見込み。1月22日から順次発売予定。
このほか、コンパクトノート「dynabook CX」シリーズの「CX/47L」は、13.3型ワイド液晶、Core i3-330M(2.13GHz)のCPU、DVDスーパーマルチドライブ、4GBのメモリ、500GBのHDDなどを備える。カラーはリュクスホワイトのみ。実勢価格は16万円前後の見込み。2月下旬発売の予定。
ネットノート&モバイルノート――イー・モバイルやWiMAX対応のモデルも
(左上から)dynabook MX/44L、dynabook UX/28L、dynabook RX2/T9L
東芝がノートPCとネットブックの間に位置づける「ネットノート」の「dynabook MX」シリーズからは、2GBのメモリ、320GBのHDDなどを搭載する4モデルを発表した。2月下旬から順次発売予定。
ラインアップと実勢価格は、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)搭載の「MX/44L」が13万円前後、同「MX/43L」が11万円前後、Celeron 743(1.30GHz)搭載の「MX/34L」が10万円前後、「MX/33L」が8万円前後の見込み。無線通信は、すべてIEEE802.11b/g/nに準拠した無線LANに対応する。
「MX/44L」と「MX/43L」は、13.3型ワイド液晶を備え、バッテリ駆動時間は10.5時間。「MX/44L」はOffice Personal 2007 SP2をプリインストールする。「MX/34L」「MX/33L」は、11.6型ワイド液晶で、バッテリ駆動時間は9.5時間。「MX/34L」は、Office Personal 2007 SP2をプリインストールする。
ネットブック「dynabook UX」シリーズの4モデルは、CPUにAtom N450を採用。液晶は省電力LEDバックライト付きの10.1型ワイドを搭載する。メモリは1GB、HDDは250GB。2月下旬から順次発売する予定。ラインアップと実勢価格は、「UX/28L」が8万円前後、「UX/25L」が6万円前後、「UX/24L」が7万円前後、「UX23/L」が6万円前後の見込み。
「UX/28L」は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに加え、イー・モバイルの広帯域無線通信に対応する。バッテリの駆動時間は約3.7時間。「UX/25L」は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANのほかWiMAXに対応。バッテリ駆動時間は約9.8時間。「UX/24L」と「UX23/L」は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN/WiMAXに対応し、バッテリ駆動時間は約3.7時間。さらに「UX/24L」は、Office Personal 2007 SP2の2年間ライセンス版をプリインストールする。
このほか、モバイルノート「dynabook SS RX2」シリーズからは、CPUにCore 2Duo SU9400(1.40GHz)、液晶に12.1型ワイドを搭載した3モデルを発表した。メモリは4GB。1月29日から順次発売予定。
ラインアップと実勢価格は、128GBのSSD搭載の「RX2/T9L」が26万円前後、128GBのSSD搭載/WiMAX対応の「RX2L/T6L」が22万円前後、320GBのHDD搭載/WiMAX対応の「RX2L/T5L」が20万円前後の見込み。