レノボ・ジャパンは10月19日、ノートPCブランド「IdeaPad（アイデアパッド）」のWindows 7搭載モデルとして、ネットブック「Sシリーズ」でGPUにNVIDIAのIONプラットフォームを採用する「IdeaPad S12」など2モデルを、10月22日から順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

　「IdeaPad S12」は、12型ワイド液晶を搭載するネットブック。NVIDIAのIONプラットフォームを採用したことで、高精細なハイビジョン映像表示や、写真や動画の編集などをスムーズに行えるのが特徴。

　主な仕様はAtom N270、2GBのメモリ、250GBのHDD、無線LAN IEEE802.11b/g、OSはMicrosoft Windows 7 Home Premium。なお、光学ドライブは非搭載。バッテリーは6セルで、駆動時間は約6時間。サイズは幅292×奥行き216×厚さ22-28.9mm、重さは約1.55kg。カラーはパールホワイト。実勢価格は6万8800円前後から。Microsoft Office Personal 2007搭載モデルも選択可能。

　モバイルノートPC「Uシリーズ」では、アスペクト比16：9の14型ワイド液晶を搭載した「IdeaPad U450p」を発売する。インテルの超低電圧版CPUを採用し、CPUとHDDの組み合わせはCeleron SU2300と320GB、Core 2 Duo U9400と500GBの2つから選択できる。また、いずれも「IdeaPad S12」と同様、Microsoft Office Personal 2007搭載モデルも選べる。

　このほか、4GBのメモリや無線LAN IEEE802.11a/b/g/n、DVDスーパーマルチドライブを備える。OSはMicrosoft Windows 7 Home Premium。バッテリーは6セルで、駆動時間約6時間。サイズは幅338.5×奥行き235.5×高さ23-28.9mm、重さ約2.1kg。カラーはダークブラウン。実勢価格は8万5800円前後から。