タカラトミーアーツは10月8日、音声を録音して逆再生する「逆さ言葉」専用ICレコーダー「逆さマスタージャパン」を10月30日に発売すると発表した。価格は1344円。

　漫画の「フキダシ」の形をしたユニークなデザインで、録音した音声を逆再生できるICレコーダー。逆再生時、母音と子音が別々に再生されるため、一般的な逆さ言葉とされる「やおや」や「しんぶんし」も、文字を逆から読んだ場合と違い、不思議な響きを持った言葉になるという。

　例えば「やおや」の場合、「YAOYA」→「AYOAY」となり、「やおや」とは再生されない。一方「うに」と録音して逆再生した場合、「UNI」→「INU」となるので「いぬ」になる。

　同社では、オリジナルの「逆さ言葉」を見つけ出し、秘密の「暗号」として愛の告白や仲間同士の合言葉に使ったり、「逆さ言葉」をクイズにして「何て言っているのか」を当てたりなどの遊び方を提案。言葉の数だけ無限にコミュニケーションが広がるとしている。