河合楽器製作所は、音楽CDから取り込んだ曲に基づいて、まるで写真がダンスしているような映像を作り出す、フォトムービー作成ソフト「フォトダンシング」を11月26日に発売すると発表した。価格は1万5750円。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

　「オートシンクロ」機能により、CDから音楽を取り込めば、イントロやエンディング、強弱、盛り上がり、ビート感など、音楽固有の特徴を詳細に分析。写真とテーマを選ぶだけで、音楽にマッチした映像を自動生成する。

　編集画面では、表示する写真の切り替え、フレーム形状、写真のフォーカス、カメラワーク、照明、背景画像などの映像効果を、音楽と映像の同期を確認しながら編集することが可能。映像効果は、パターンや効果の度合いを設定することができ、音楽を聴きながらキーボードをタップして、効果のタイミングを指定することもできる。

　作成したフォトムービーは、パソコンの画面ですぐに再生可能。再生するたびに、新たな映像効果を自動生成する「アドリブ再生機能」により、常に新しいフォトムービーを再生できる。また、作成してためたフォトムービーの連続再生や、シャッフル再生にも対応しているので、パソコンを「デジタルムービーフレーム」として使うことができる。

　作成したフォトムービーは、WMV形式の動画ファイルとして出力することが可能。DVDに書き込んでテレビの大画面で鑑賞したり、動画サイトに公開したりできる。