パナソニックは10月5日、音楽やラジオに加え、写真再生も可能なマルチメディアオーディオシステム「MW-10」「MW-7」の2モデルを、10月23日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンで、実勢価格はiPod対応の「MW-10」が5万円前後、iPod非対応の「MW-7」が4万円前後の見込み。

　CDやSDカードに記録した音楽再生が可能で、解像度800×480ピクセルの9型液晶に音楽情報を表示。また、デジタルフォトフレームのように写真再生や、時計・カレンダー表示もできる。時計・カレンダー表示モードは7パターンから、時計・カレンダーデザインは12種類から選べるほか、FM/AMラジオチューナーも搭載する。

　なお、上位モデルの「MW-10」はiPodの音楽・動画再生にも対応。対応するiPodは、第4-5世代のiPod、iPod classic/mini、第1-2世代のiPod touch、第1-4世代のiPod nano。iPod内の写真表示には対応していない。

　音質面では、スピーカーのコーン部に4cm竹繊維振動板を採用。また、スピーカーユニットの前に反射板を搭載し、外向きに設置する「音場拡大技術」を搭載することにより、広がりのある音場を可能にした。さらに、コーナー、出入り口をラウンド形状にし、空気の流れをスムーズにする「立体構造エアロストリームポート」採用で、低ひずみで豊かな低音を再生できる。

　本体に4GBの内蔵メモリを備え、約8000枚の写真を保存可能。また、SDカードやCD-R/RW、USB接続のPCから直接データをコピーすることもできる。本体サイズは幅252×奥行き150×高さ202mm、重さ1.9kg。カラーは、「MW-10」がブラック、ホワイト、レッドの3色、「MW-7」がホワイトのみ。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver'， 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111389');