セイワは10月1日、携帯電話向けのBluetoothヘッドセットとして、A2DP（Advanced Audio Distribution Profile）対応で音楽再生やワンセグの音声出力も可能な「BT230」と、エントリーモデル「BT240」を10月中旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は「BT230」が5980円前後、「BT240」が2980円前後の見込み。

　上位モデル「BT230」は、高気密で遮音性の高いカナル型タイプ。プロファイルはHFPとHSPのほかに、高品質なオーディオデータを伝送できる、コンテンツ保護「SCMS-T」方式対応のA2DPに対応しているので、携帯電話に保存してある音楽データの再生やワンセグの音声も出力できる。電源スイッチには、誤作動の少ない独立スライドスイッチを採用した。連続通話時間は最大約4時間、連続スタンバイ時間は最大約180時間の長時間・省電力モデル。カラーはガンメタ。

　インナーイヤータイプのエントリーモデル「BT240」は、イヤーフックを除く本体が約8gと小型軽量でありながら、最大約100時間のスタンバイが可能。連続通話時間は約4時間。09年3月に発売した「BT220」とほぼ同じ仕様ながら、価格を抑えた。プロファイルはHFPとHSPに対応する。カラーはブラック。

　ともに、本体に備えるボタンで着信応答/終話/リダイヤル/着信拒否などの基本操作が可能。主要なBluetooth搭載携帯電話の機種ごとのペアリング手順を示した「ペアリングマニュアル」を付属しているので、セットアップが確実に行える。また、車のシガーライターソケットから充電できるDC充電器と、パソコンなどから充電できるUSB充電ケーブルも付属する。