宇宙で使える腕時計、世界100個限定で200万円台後半――セイコーウオッチ
セイコーウオッチは9月8日、宇宙空間で使えることが実証された同社の腕時計「セイコー スプリングドライブ スペースウオッチ」と同じ仕様のモデル「SPS005JC」を、10年1月下旬に発売すると発表した。全世界で100個限定で発売する。日本での実勢価格は262万5000円前後の見込み。
同社独自の駆動機構「スプリングドライブ」を採用した宇宙飛行士向けの腕時計。「スプリングドライブ」は、メカニカルウオッチと同様にぜんまいの力で駆動しながら、針の動きを制御する水晶振動子などを備え、クオーツウオッチと同様に正確に時間を表示するのが特徴。また、通常のクオーツウオッチのように電池を使用しないことで、宇宙空間のように氷点下20度-70度の温度差がある環境においても、電池の破損や電池切れなどで時計が止まることを防ぐ。
また、ダイバーズウオッチの製造で培われた技術を用い、完璧な気密性を実現した。本体には、ステンレススチールより約40%軽量で強度なブライトチタンを採用し、直径約50mmでありながら重さは約90gに抑えた。ガラスは無反射コーティング付きのサファイアガラス。一方、バンドはナイロン素材を採用することで、宇宙服の袖の上から着けることが可能。
巻上げ方式は自動巻で、巻上げ持続時間は約72時間。そのほかの主な機能は、ストップウオッチ、24時針、パワーリーザブ表示、カレンダー連動時差修正などを搭載する。
SPS005JC
同社独自の駆動機構「スプリングドライブ」を採用した宇宙飛行士向けの腕時計。「スプリングドライブ」は、メカニカルウオッチと同様にぜんまいの力で駆動しながら、針の動きを制御する水晶振動子などを備え、クオーツウオッチと同様に正確に時間を表示するのが特徴。また、通常のクオーツウオッチのように電池を使用しないことで、宇宙空間のように氷点下20度-70度の温度差がある環境においても、電池の破損や電池切れなどで時計が止まることを防ぐ。
また、ダイバーズウオッチの製造で培われた技術を用い、完璧な気密性を実現した。本体には、ステンレススチールより約40%軽量で強度なブライトチタンを採用し、直径約50mmでありながら重さは約90gに抑えた。ガラスは無反射コーティング付きのサファイアガラス。一方、バンドはナイロン素材を採用することで、宇宙服の袖の上から着けることが可能。
巻上げ方式は自動巻で、巻上げ持続時間は約72時間。そのほかの主な機能は、ストップウオッチ、24時針、パワーリーザブ表示、カレンダー連動時差修正などを搭載する。