シグマ、70-300mmをカバーする望遠レンズ、約4段分の手ブレ補正効果

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2009/09/07 13:14

 シグマは9月4日、望遠レンズ「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OS」のキヤノン用を9月18日に発売すると発表した。税別価格は5万9000円。シグマ用、ニコン用、ソニー用、ペンタックス用の発売日は未定。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OS

 70mmから300mmまでをカバーする望遠レンズ。独自の手ブレ補正「OS(Optical Stabilizer)」機構をコンパクトなボディに搭載し、約4段分の手ブレ補正効果が得られる。

 「SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)」ガラスを採用し、色収差を補正。4群ズーム方式の採用により、ズーム全域で優れた描写性能を発揮する。また、スーパーマルチレイヤーコートの採用で、逆光や半逆光での撮影において、フレア・ゴーストの発生を軽減する。

 最短撮影距離は150cmで、最大撮影倍率は1:3.9。最小絞りはF22。レンズ構成は11群16枚。9枚羽根の円形絞りを採用し、木洩れ日や水面に輝く光などの点光源を背景にした撮影において、円形の自然なボケが得られる。フィルター径は62mm。本体サイズは最大径76.5×全長126.5mm、重さ610g。また、フード「LH 680-02」を付属する。