LGエレクトロニクス、ゲーム用23型ワイド液晶、映像と音声の遅延を低減

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2009/09/01 13:52

 LGエレクトロニクス・ジャパンは9月1日、フルハイビジョン対応の23型ワイド液晶ディスプレイ「W2363V」を09年9月下旬から発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は3万円台前半の見込み。

W2363V

 次世代オンラインゲーム「タワー オブ アイオン」推奨ディスプレイで、同社がゲーム専用モニターとして初めて導入した。映像と音声の遅延を低減する「スルーモード」を搭載。高速なレスポンスを必要とするゲームをプレイする際に、映像を入力してから表示されるまでのタイムラグをカットする。

 音声では、ステレオ入力に応じた3D効果と音の焦点を調整する「SRS WOW HD」機能により、ダイナミックな音を表現できる(スピーカー機能は非搭載)。また、異なる入力コンテンツに合わせて音量の違いをコントロールする音量調節機能を備える。

 PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能を搭載し、画面端に小さく外部入力された映像を表示する。主画面でPCなどの作業をしながら副画面で映像を見ることなどが同時にできる。また、スワップ機能搭載で、主画面と副画面を変更(SWAP)させることができ、入力ソースも「SOURCE」ボタンで切り替えられる。

 そのほか、音を視覚的に楽しむことができる「tru-LIGHT」機能を搭載。映画、ゲーム、音楽の3つのライトモードがあり、LEDライトがコンテンツに合わせて使用者が好むレベルで光る。ベゼル右下の「tru-LIGHT」ボタンでモードを選んだり、LEDライトをオフにしたりすることが可能。

 解像度1920×1080のフルハイビジョン表示に対応する。応答速度は2ms(GTG)で、コントラスト比はDFC(デジタルファインコントラスト)機能で、最大70000:1のコントラスト比を実現。輝度250cdで、視野角は上下160度/左右170度。インターフェイスはHDMI×2、DVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub15ピン×1など。サイズは幅556×高さ419×奥行き206mmで、重さは5.2kg。