ゼンリンとソニー、PSP用地図ソフト「みんなのナビ」 ドライブ/徒歩で活躍

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2009/08/28 18:18

 ゼンリンとソニーは8月28日、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」専用ソフトとして、車や徒歩で使えるナビゲーションソフト「みんなのナビ」UMD版を11月5日に発売すると発表した。価格は8190円。ゼンリンは地図のデータベース作成やオーサリングなどを手がけ、ソニーはPSP向けナビゲーションとしてのシステム開発を担当した。

みんなのナビ

 ソニーのパーソナルナビゲーションシステム「nav-u(ナブ ユー)」のエンジンを採用したことで、本格的なナビゲーション機能と同システム特有の分かりやすいユーザーインターフェイスを実現。また、既に発売しているゼンリンのPSP専用地図ソフト「みんなの地図」シリーズにも搭載する、詳細な徒歩ルート探索機能を盛り込んだのが特徴。

PSPでの画面イメージ

 GPSの位置情報を受信できない場所でも測位できる技術「PlaceEngine」に対応。現在地を測位して示すリアルタイムな道案内のほか、別売りのGPSレシーバー「PSP-290」を取り付ければ、高い精度で測位できる。さらに、ソニースタイル・ジャパンの無料地図サービス「PetaMap(ペタマップ)」との連携も可能で、ディスクに収録されていないスポット情報などのコンテンツを「PetaMap」のホームページから直接ダウンロードし、入手できる。

 地図データは、ゼンリンの地図データベースを生かした道路や歩道の幅、主要な建物の形まで分かる詳細地図を収録。二次元および三次元の地図表示や17段階の縮尺切り替えが可能。また、収録データをソニーのメモリースティック デュオやメモリースティック PRO デュオにインストールして使用すれば、地図のスクロールなどの操作がより快適に行える。