シャープ、ポケットに収まるネット端末「NetWalker」、電子辞書/ブックにも
シャープは8月27日、フルキーボードを搭載したモバイル端末の新ブランド「NetWalker(ネットウォーカー)」を発表、タッチパネル付きの5型ワイド液晶を搭載する「PC-Z19」を9月25日から順次発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。
「NetWalker」は、一般的なネットブックよりもサイズを小型化したインターネット端末。「PC-Z19」は重さ約409gと軽く、大きさもA6サイズとコンパクトで、背広の内ポケットに収まるサイズが特徴。バッテリー駆動時間は約10時間と長いため、外出時でも電池の残量を気にせず使用できる。Linux系のオープンOSであるUbuntu(ウブントゥ) 9.04を搭載。PCとほぼ同様の操作感に加え、約3秒という素早い起動ができる。
画面の解像度は1024×600(WSVGA)でネットブックと同等の画質を実現。タッチパネルに対応し、アイコンの選択をはじめとした基本操作が直感的に行える。キーボードの上部には光学式のポインティングデバイスを備え、ポインタを動かす際はこちらを使用する。キーにはQWERTYキーボードを採用。キーピッチは約14mmで、キーストロークは約0.8mmとやや浅め。
さらに、microSD/SDHCカード専用のスロットを搭載し、語学や事典、実用書などのコンテンツを収録した別売りのカードを挿入すれば、電子辞書や電子ブックとしても活用できる。コンテンツの詳細やカードの発売日は未定。なお、コンテンツはカードだけでなく、インターネットによるダウンロードの対応も今後検討する。
統合ソフトとして、MicrosoftのExcel、Word、Powerpointと互換性の高い「OpenOffice.org」を搭載し、図表や文書などの作成・閲覧が可能。このほか、メールソフト「Thunderbird」、スケジュール管理ソフト「Sunbird」、図形作成ソフト「OpenOffice.org 3.0 Drawing」なども備える。動画や音楽の再生にも対応する。
主な仕様は、CPUがFreescale Semiconductor製のi.MX515 マルチメディア・アプリケーション・プロセッサ、メモリが512MB、ストレージが4GBフラッシュメモリ(ユーザーエリア約2GB)、通信機能は無線LANのIEEE802.11b/gに準拠。インターフェイスはへッドホン出力端子、USB端子、miniUSB端子。
電源は内蔵リチウムイオンバッテリー。クリップ式の専用ペン「スタイラス」も付属する。サイズは幅161.4×奥行き108.7×高さ19.7-24.8mm。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色。
今回の新ブランドに関して、シャープの新井優司・パーソナルソリューション事業推進本部 副本部長は「ケータイ Plus One」としてコンセプトを紹介。「コンテンツ、サービスとも連携して、インターネット活用の進化した形として提供していく」と方向性を述べた。
また、松本雅史・代表取締役 副社長執行役員は「スマートフォンやネットブック、電子辞書ユーザーなど(さまざまな製品ジャンルのユーザーにおいて)需要はある。国内だけなく今後は海外の展開も検討しており、期待している」と自信を見せた。シャープでは同端末で法人・個人双方のニーズを想定し、今後半年で10万台の販売台数を見込む。
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インターネット端末の新ブランド「NetWalker」
「NetWalker」は、一般的なネットブックよりもサイズを小型化したインターネット端末。「PC-Z19」は重さ約409gと軽く、大きさもA6サイズとコンパクトで、背広の内ポケットに収まるサイズが特徴。バッテリー駆動時間は約10時間と長いため、外出時でも電池の残量を気にせず使用できる。Linux系のオープンOSであるUbuntu(ウブントゥ) 9.04を搭載。PCとほぼ同様の操作感に加え、約3秒という素早い起動ができる。
PC-Z1(ホワイト)
画面の解像度は1024×600(WSVGA)でネットブックと同等の画質を実現。タッチパネルに対応し、アイコンの選択をはじめとした基本操作が直感的に行える。キーボードの上部には光学式のポインティングデバイスを備え、ポインタを動かす際はこちらを使用する。キーにはQWERTYキーボードを採用。キーピッチは約14mmで、キーストロークは約0.8mmとやや浅め。
本体はA6サイズ。QWERTYキーボードの右上にはポインティングデバイスを備える。
さらに、microSD/SDHCカード専用のスロットを搭載し、語学や事典、実用書などのコンテンツを収録した別売りのカードを挿入すれば、電子辞書や電子ブックとしても活用できる。コンテンツの詳細やカードの発売日は未定。なお、コンテンツはカードだけでなく、インターネットによるダウンロードの対応も今後検討する。
統合ソフトとして、MicrosoftのExcel、Word、Powerpointと互換性の高い「OpenOffice.org」を搭載し、図表や文書などの作成・閲覧が可能。このほか、メールソフト「Thunderbird」、スケジュール管理ソフト「Sunbird」、図形作成ソフト「OpenOffice.org 3.0 Drawing」なども備える。動画や音楽の再生にも対応する。
親指でもキーボードを操作できる
主な仕様は、CPUがFreescale Semiconductor製のi.MX515 マルチメディア・アプリケーション・プロセッサ、メモリが512MB、ストレージが4GBフラッシュメモリ(ユーザーエリア約2GB)、通信機能は無線LANのIEEE802.11b/gに準拠。インターフェイスはへッドホン出力端子、USB端子、miniUSB端子。
電源は内蔵リチウムイオンバッテリー。クリップ式の専用ペン「スタイラス」も付属する。サイズは幅161.4×奥行き108.7×高さ19.7-24.8mm。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色。
新井優司・パーソナルソリューション事業推進本部 副本部長
今回の新ブランドに関して、シャープの新井優司・パーソナルソリューション事業推進本部 副本部長は「ケータイ Plus One」としてコンセプトを紹介。「コンテンツ、サービスとも連携して、インターネット活用の進化した形として提供していく」と方向性を述べた。
松本雅史・代表取締役 副社長執行役員
また、松本雅史・代表取締役 副社長執行役員は「スマートフォンやネットブック、電子辞書ユーザーなど(さまざまな製品ジャンルのユーザーにおいて)需要はある。国内だけなく今後は海外の展開も検討しており、期待している」と自信を見せた。シャープでは同端末で法人・個人双方のニーズを想定し、今後半年で10万台の販売台数を見込む。
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