アジェンダ、Mac OSとの親和性を高めた年賀状ソフトの新版、Windows版も

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2009/08/26 18:14

 アジェンダは8月25日、年賀状作成ソフト「宛名職人」の最新版として、Mac向けの「宛名職人 Ver.16」と、Windows向けの「宛名職人2010 Premium」を10月2日に発売すると発表した。パッケージ版のほか、同社の直販サイト「AGENDA Net」でのダウンロード販売も行う。

宛名職人Ver.16

 「宛名職人 Ver.16」では、ユーザーからの要望が高かった使いやすさの向上を図り、Mac OSとの親和性を高めている。新機能として、iPhotoで管理している写真を、ソフト側から簡単に呼び出して利用できる「イメージブラウザ」や、住所録を50音別や都道府県別などでリスト表示できる「フィルタビュー」などを追加している。

 また、オンライン・クリエイター・コミュニティ「ロフトワーク」とコラボレーションし、クリエイター書き下ろしの年賀状デザインテンプレート50点を収録する。印刷するだけでそのまま使用できるほか、コメントや画像を追加することもできる。

 対応OSはMac OS X 10.4.1以降、Mac OS X 10.5.4以降。ラインアップと価格は、パッケージ版が8400円、アップグレード版が5460円、USBメモリ版が8400円。このほか、WindowsからMacに乗り換えたユーザー用に、住所録データの移行が簡単に行えるWindows乗換版が6090円、30点のオリジナルデザインテンプレートなどが付属するApple Store限定版が8400円。

宛名職人2010 Premium

 一方「宛名職人2010 Premium」は、Windows向けの年賀状作成ソフト。初心者向けに使いやすさに配慮し、年賀状の裏面デザインの作成を効率的におこなえる「スライダーコントローラー」を搭載。画像の縦横比を変えずに写真や画像の拡大・縮小ができるほか、カーボンオフセットはがきの宛名レイアウトにも対応するなど、宛名レイアウト機能の強化も行っている。

 住所録の管理機能では、フリガナの自動入力や5人までの連名入力、6年分の履歴管理機能などを備えるほか、他のソフトで入力した住所録データの読み込みも簡単に行える。

 また、「宛名職人 Ver.16」と同様、「ロフトワーク」による年賀状デザインテンプレートを50点収録する。価格はDVD/CD版ともに3780円。対応OSはWindows Vista/XP/2000(SP2)。