レノボ・ジャパン、日本の個人向けノートPCを拡充、薄型「IdeaPad U350」など
レノボ・ジャパンは8月19日、コンシューマー向けノートPC「IdeaPad」シリーズの新製品として、インテルの新しい超低電圧版(ULV)プロセッサーを搭載した薄型・軽量の13.3型ワイドノートPC「IdeaPad U350」シリーズ3機種と、15.6型ワイド液晶を搭載し、AV機能が充実した「IdeaPad Y550」シリーズ2機種を9月5日に発売すると発表した。価格はともにオープン。
発表会の冒頭でレノボ・ジャパンのロードリック・ラピン代表取締役社長は、「日本でコンシューマー向けノートPCの第1弾として、08年12月に発売した『IdeaPad S10e』が好評だったため、今回日本における個人向けノートPCのラインアップ拡充が決まった。新製品は『ライフスタイル』を向上させるため、いかにテクノロジーを活用できるかにこだわった」と述べた。
「IdeaPad U350」は、インテルの超低電圧版プロセッサーを採用。発熱量が少なく、約5時間の長時間駆動に対応する。それでいて、幅328×奥行き228×高さ17-24.9mm、重さ約1.6kgと薄型・軽量なのが特徴。
振動センサーが落下や衝撃を感知して、HDDの磁気ヘッドをディスク上から瞬時に退避。ディスクの破損を防いでデータを守る「アクティブ・プロテクション・システム(APS)」を搭載する。なお、電車の中など連続した振動が発生する環境では、「APS」の設定をカスタマイズ可能。
また、使用環境の明るさを検知し、ディスプレイの輝度を自動的に調節する「アンビエント・ライトセンサー」を備える。暗い室内ではユーザーの目を保護するため輝度を弱め、屋外などの明るい場所では画面がはっきり見えるように輝度を強くする。
チップセット内蔵のモバイル インテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ 4500MHDと「Clear Video Technology」により、色彩豊かで鮮明な映像を再生。さらに任意のヘッドホンを接続すれば5.1chサウンドを体感できる「Dolby Sound Roomテクノロジー」を採用する。
そのほかの主な仕様は、光沢のある1366×768ドットの13.3型ワイド液晶、4GBのメモリを搭載。SD/SDHCカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する4in1マルチカードリーダー、HDMI端子などを備える。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。カラーはダークブラウンで、凹凸のあるチェック模様をあしらった。
ラインアップは、CPUがCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、500GBのHDDを搭載する上位モデル「29633HJ」、CPUがCore 2 Solo SU3500(1.4GHz)、320GBのHDDを搭載する「29633EJ」、CPUがCeleron 723(1.2GHz)、250GBのHDDを搭載する下位モデル「29633DJ」の3機種。上位モデル「29633HJ」と下位モデル「29633DJ」は、Office Personal 2007搭載モデルも用意する。実勢価格は6万9800円-13万9800円前後の見込み。
「IdeaPad Y550」シリーズは、1366×768ドットの15.6型ワイド液晶を搭載。「Dolby Home Theater」を採用し、映画・音楽・ゲームなどのあらゆる5.1ch、6.1chの音源を拡張して7.1chのサラウンド・サウンドで再生することができる。また、タッチセンサー式のボタンを押すだけで、ディスプレイのコントラストや音声を映画風に調整するソフト「OneKey Theater」を搭載する。
デザイン面では、額縁にオレンジのラインを引き、六角形を組み合わせたモノグラムをあしらった光沢のある天板を採用する。
4GBのメモリを搭載。2層対応のDVDスーパーマルチドライブ、SD/SDHCカード、xDピクチャーカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する6in1マルチカードリーダー、HDMI端子などを備える。また、Office Personal 2007もプリインストールする。
ラインアップは、CPUがCore 2 Duo P8800(2.66GHz)、グラフィックボードがGeForce GT 130M、500GBのHDDを搭載、OSは64bit版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用する上位モデル「4186J4J」と、CPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、320GBのHDDを搭載、OSは32bit版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用する下位モデル「4186J6J」の2機種。実勢価格は11万9800円-14万9800円前後の見込み。
レノボ IdeaPad グループバイス・プレジデントのウェイ・ジュン氏は、コンシューマー製品におけるグローバル戦略について「まず中国でのリーダーシップの強化から開始した。次にインド、ロシア、マレーシアなどの主要な新興市場で成長を推進。そして今回、アメリカ、フランスに続いて日本、ドイツの成熟市場で市場拡大を目指す」と述べ、「インテルの新しい超低電圧版プロセッサーが新しい時代を開く。昨年はネットブックだったが、今年はモバイル性と高性能を両立した『IdeaPad U』シリーズに注目が集まるだろう」と自信をみせた。
また、コンシューマー向けの一体型デスクトップPC「IdeaCentre」シリーズも来期の日本導入を目指すという。
「IdeaPad U350」シリーズ
発表会の冒頭でレノボ・ジャパンのロードリック・ラピン代表取締役社長は、「日本でコンシューマー向けノートPCの第1弾として、08年12月に発売した『IdeaPad S10e』が好評だったため、今回日本における個人向けノートPCのラインアップ拡充が決まった。新製品は『ライフスタイル』を向上させるため、いかにテクノロジーを活用できるかにこだわった」と述べた。
レノボ・ジャパンのロードリック・ラピン代表取締役社長
「IdeaPad U350」は、インテルの超低電圧版プロセッサーを採用。発熱量が少なく、約5時間の長時間駆動に対応する。それでいて、幅328×奥行き228×高さ17-24.9mm、重さ約1.6kgと薄型・軽量なのが特徴。
「IdeaPad U350」シリーズ
振動センサーが落下や衝撃を感知して、HDDの磁気ヘッドをディスク上から瞬時に退避。ディスクの破損を防いでデータを守る「アクティブ・プロテクション・システム(APS)」を搭載する。なお、電車の中など連続した振動が発生する環境では、「APS」の設定をカスタマイズ可能。
横から見ると非常に薄い
また、使用環境の明るさを検知し、ディスプレイの輝度を自動的に調節する「アンビエント・ライトセンサー」を備える。暗い室内ではユーザーの目を保護するため輝度を弱め、屋外などの明るい場所では画面がはっきり見えるように輝度を強くする。
チップセット内蔵のモバイル インテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ 4500MHDと「Clear Video Technology」により、色彩豊かで鮮明な映像を再生。さらに任意のヘッドホンを接続すれば5.1chサウンドを体感できる「Dolby Sound Roomテクノロジー」を採用する。
そのほかの主な仕様は、光沢のある1366×768ドットの13.3型ワイド液晶、4GBのメモリを搭載。SD/SDHCカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する4in1マルチカードリーダー、HDMI端子などを備える。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)。カラーはダークブラウンで、凹凸のあるチェック模様をあしらった。
ラインアップは、CPUがCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、500GBのHDDを搭載する上位モデル「29633HJ」、CPUがCore 2 Solo SU3500(1.4GHz)、320GBのHDDを搭載する「29633EJ」、CPUがCeleron 723(1.2GHz)、250GBのHDDを搭載する下位モデル「29633DJ」の3機種。上位モデル「29633HJ」と下位モデル「29633DJ」は、Office Personal 2007搭載モデルも用意する。実勢価格は6万9800円-13万9800円前後の見込み。
「IdeaPad Y550」シリーズは、1366×768ドットの15.6型ワイド液晶を搭載。「Dolby Home Theater」を採用し、映画・音楽・ゲームなどのあらゆる5.1ch、6.1chの音源を拡張して7.1chのサラウンド・サウンドで再生することができる。また、タッチセンサー式のボタンを押すだけで、ディスプレイのコントラストや音声を映画風に調整するソフト「OneKey Theater」を搭載する。
「IdeaPad Y550」シリーズ
デザイン面では、額縁にオレンジのラインを引き、六角形を組み合わせたモノグラムをあしらった光沢のある天板を採用する。
天板には六角形のモノグラム
4GBのメモリを搭載。2層対応のDVDスーパーマルチドライブ、SD/SDHCカード、xDピクチャーカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する6in1マルチカードリーダー、HDMI端子などを備える。また、Office Personal 2007もプリインストールする。
ラインアップは、CPUがCore 2 Duo P8800(2.66GHz)、グラフィックボードがGeForce GT 130M、500GBのHDDを搭載、OSは64bit版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用する上位モデル「4186J4J」と、CPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、320GBのHDDを搭載、OSは32bit版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用する下位モデル「4186J6J」の2機種。実勢価格は11万9800円-14万9800円前後の見込み。
レノボ IdeaPad グループバイス・プレジデントのウェイ・ジュン氏は、コンシューマー製品におけるグローバル戦略について「まず中国でのリーダーシップの強化から開始した。次にインド、ロシア、マレーシアなどの主要な新興市場で成長を推進。そして今回、アメリカ、フランスに続いて日本、ドイツの成熟市場で市場拡大を目指す」と述べ、「インテルの新しい超低電圧版プロセッサーが新しい時代を開く。昨年はネットブックだったが、今年はモバイル性と高性能を両立した『IdeaPad U』シリーズに注目が集まるだろう」と自信をみせた。
また、コンシューマー向けの一体型デスクトップPC「IdeaCentre」シリーズも来期の日本導入を目指すという。