ティアック、イヤホン・ヘッドホン7製品 フィット感を調節できるモデルも

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2009/06/10 15:16

 ティアックは6月9日、イヤホン・ヘッドホンの新製品として、米KOSS製の耳掛け式「KDE/250」、カナル型「CC_01」「KDX」計4モデル、ヘッドバンド型「KTX Pro1」「KTX8」を6月26日から順次発売すると発表した。価格は全てオープン。

 耳掛け式の「KDE/250」は、低域用の20mmドライバと中高域用の13mmドライバを90度に配置した「デュアルエレメント方式」を採用。ダイレクトに届くクリアな中高域と、内部のポートを通して届く迫力ある低域が特徴。また、遮音性も高い。

KDE/250

 周波数特性は40Hz-2万Hz。ダイヤルで高さ調節が可能な大/小の交換用イヤークリップが付属する。カラーはブラックとシルバー。実勢価格は2万9000円前後の見込み。

 カナル型の「CC_01」は、ハウジング後方にある「カスタムフィットダイヤル」を回すことで、イヤークッションが拡がり、耳のフィット感を調整できるモデル。イヤークッションの密着度を高めて低域の量感を増したり、より自然なフィット感に調整可能。周波数特性は10Hz-2万Hz。カラーは鮮やかなレッド。実勢価格は1万7000円前後の見込み。

CC_01

 同じくカナル型「KDX」シリーズの「KDX300 GOLD」は、コンパクトなデザインと力強い重低音が特長の上位モデル。周波数特性は10Hz-2万Hz。カラーはゴールド。実勢価格は1万2000円前後の見込み。「KDX200 SILVER」は、高品質なアルミボディを採用した。周波数特性は15Hz-2万Hz。ともに、よじれや引っ張る力に強く、断線しにくいコードを採用している。実勢価格は1万円前後の見込み。

左から、「KDX300 GOLD」「KDX200 SILVER」「KDX100 CHROME」

 「KDX100 CHROME」は、二段形状のイヤークッションを採用し、装着感と密閉性に優れダイナミックなサウンドを再現する。周波数特性は10Hz-2万Hz。実勢価格は8000円前後の見込み。「KDX」シリーズは、全てに大・小の交換用イヤークッションが付属する。

 「KTX Pro1」と「KTX8」はヘッドバンド型のモデルで、コード部分に手元で操作できるボリュームコントロールを装備する。

「KTX Pro1」と「KTX8」

 「KTX Pro1」はチタンダイヤフラムを採用し、低域から広域までシャープなサウンドを再現する。ヘアバンドは装着感を調整可能。周波数特性は15Hz-2万5000Hz。カラーはブルー&シルバー。実勢価格は2700円前後の見込み。

 「KTX8」は軽量でバンド部分が細く、iPodなど携帯オーディオに適したモデル。周波数特性は40Hz-2万Hz。カラーはシルバー。実勢価格は2000円前後の見込み。