WDLC、PCとケータイを使って身近な人にアイを運ぶ、09年夏の販促キャンペーン
ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は4月23日、都内で会見を開き、2011年までの3か年計画を策定するとともに、今年の夏商戦に向けたPCおよび関連機器の販促キャンペーンを、同日から9月30日まで展開していくことを発表した。
WDLCは、PCをはじめとしたデジタル製品を使って、ユーザーの生活や行動をいかに充実させられるかをわかりやすく提案していく団体。09年4月現在で、マイクロソフトをはじめPCメーカー、周辺機器メーカー、家電量販店など、計89社が参加している。
今回のキャンペーンのテーマは、「アイ.ハコブ」プロジェクト。主にF1層と呼ばれる20-34歳の女性をターゲットに、PCと携帯電話を一緒に活用することで広がるデジタルライフを提案していく。
冒頭で、堂山昌司・WDLC会長はプロジェクトについて「テーマは『ハート』。身近な人に対する愛情もそうだが、自分の趣味や持ち物に対する愛情というものもあてはまる。PCとケータイの活用法を提案することで、それらを豊かにしていくことができればいいと考えている」と挨拶した。
続いて、笠原健司事務局長がキャンペーンの概要について説明。ターゲットとされるF1層の女性の中でも「会社や家庭でPCを使用しているが、自分の専用PCを持っておらず、プライベートでは携帯中心の生活を送っている女性」をコア・ターゲットに据えて、オンラインでの写真共有やおサイフケータイの活用方法を中心に、ライフスタイルの提案を行うと説明した。
その上で同氏は「ターゲットユーザーから広がっていく口コミなどで、友人や家族などへの波及効果も考えている。また、今回はメディアとの協力も重視しており、ポータルサイトや人気ブロガーとの提携によるバイラル効果も期待できる」とキャンペーンの展開に自信を見せた。
また、キャンペーン開始と同時に公開した特設サイトには、企画・監修に放送作家の小山薫堂さん、賛同アーティストとして秦基博さんが参加することも合わせて発表された。サイトでは、ユーザーが投稿した写真にコメントを付け合える「『アイ.ハコブ』フォトレター」を開始。今後は投稿された写真に秦さんが楽曲をつけてミュージックビデオを作成したり、小山さんがユーザーの体験をもとにしたシュートフィルムを作成したりといった展開を予定しているという。
その後は、WDLCの協賛スポンサーが、個別にキャンペーンの展開事例を説明した。女性向けの情報サイト「オズモール」の荒武祐子編集長は「オズモールでは、横浜への女子グループ1泊旅行シーンを紹介していきます。その中で、撮影した写真をオンラインで共有したり、壁紙にしたりといった、デジタルとおでかけを組み合わせた提案を行いたい」と説明した。
また、ワコムの壷坂佳未氏は、同社のペンタブレットを使用し、簡単に写真をデコレートできることを紹介。「写真はやはり皆で共有したいもの。その際にペンタブレットを使用すれば、手書きのメッセージが簡単に付けられる。写真をもっと遊ぶ、という部分で楽しみ方を提案していきたい」と語った。
WDLCでは、今回のキャンペーン活動を通して、30万台のPC需要を喚起することを見込んでいるという。また今後について、2010-11年は地上デジタル放送への完全移行を睨んで、PCとTVとの連携を軸に活動を展開していくことを明らかにした。
WDLCは、PCをはじめとしたデジタル製品を使って、ユーザーの生活や行動をいかに充実させられるかをわかりやすく提案していく団体。09年4月現在で、マイクロソフトをはじめPCメーカー、周辺機器メーカー、家電量販店など、計89社が参加している。
キャンペーンロゴ
今回のキャンペーンのテーマは、「アイ.ハコブ」プロジェクト。主にF1層と呼ばれる20-34歳の女性をターゲットに、PCと携帯電話を一緒に活用することで広がるデジタルライフを提案していく。
冒頭で、堂山昌司・WDLC会長はプロジェクトについて「テーマは『ハート』。身近な人に対する愛情もそうだが、自分の趣味や持ち物に対する愛情というものもあてはまる。PCとケータイの活用法を提案することで、それらを豊かにしていくことができればいいと考えている」と挨拶した。
堂山昌司・WDLC会長
続いて、笠原健司事務局長がキャンペーンの概要について説明。ターゲットとされるF1層の女性の中でも「会社や家庭でPCを使用しているが、自分の専用PCを持っておらず、プライベートでは携帯中心の生活を送っている女性」をコア・ターゲットに据えて、オンラインでの写真共有やおサイフケータイの活用方法を中心に、ライフスタイルの提案を行うと説明した。
笠原健司事務局長
その上で同氏は「ターゲットユーザーから広がっていく口コミなどで、友人や家族などへの波及効果も考えている。また、今回はメディアとの協力も重視しており、ポータルサイトや人気ブロガーとの提携によるバイラル効果も期待できる」とキャンペーンの展開に自信を見せた。
「アイ.ハコブ」キャンペーンサイト
また、キャンペーン開始と同時に公開した特設サイトには、企画・監修に放送作家の小山薫堂さん、賛同アーティストとして秦基博さんが参加することも合わせて発表された。サイトでは、ユーザーが投稿した写真にコメントを付け合える「『アイ.ハコブ』フォトレター」を開始。今後は投稿された写真に秦さんが楽曲をつけてミュージックビデオを作成したり、小山さんがユーザーの体験をもとにしたシュートフィルムを作成したりといった展開を予定しているという。
その後は、WDLCの協賛スポンサーが、個別にキャンペーンの展開事例を説明した。女性向けの情報サイト「オズモール」の荒武祐子編集長は「オズモールでは、横浜への女子グループ1泊旅行シーンを紹介していきます。その中で、撮影した写真をオンラインで共有したり、壁紙にしたりといった、デジタルとおでかけを組み合わせた提案を行いたい」と説明した。
荒武祐子・オズモール編集長
また、ワコムの壷坂佳未氏は、同社のペンタブレットを使用し、簡単に写真をデコレートできることを紹介。「写真はやはり皆で共有したいもの。その際にペンタブレットを使用すれば、手書きのメッセージが簡単に付けられる。写真をもっと遊ぶ、という部分で楽しみ方を提案していきたい」と語った。
ワコムの壷坂佳未氏
WDLCでは、今回のキャンペーン活動を通して、30万台のPC需要を喚起することを見込んでいるという。また今後について、2010-11年は地上デジタル放送への完全移行を睨んで、PCとTVとの連携を軸に活動を展開していくことを明らかにした。
協賛企業によるフォトセッション