ヤマハ、「ヴォーカロイド」をKDDIに提供、第1弾は初音ミクとがくっぽいど

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2009/04/07 17:38

 ヤマハは4月7日、歌声合成ソフト「VOCALOID(ヴォーカロイド)」をネットワーク上のサーバーで動作するサービス「NetVOCALOID(ネットヴォーカロイド)」を開発し、インターネットや携帯電話のサービスプロバイダー向けに提供を開始すると発表した。

PC版「初音ミク」と「がくっぽいど」

 第1弾として、KDDIの携帯電話向けに「初音ミク」をベースにした「ミクと歌おう」を、インターネットが「がくっぽいど」をベースにした「ケータイがくっぽいど」を提供する。サービス開始は4月9日で、料金は未定。

 「VOCALOID」は、歌声パートの旋律と歌詞テキストを入力すれば、そのまま楽曲のボーカルパートを制作することができる歌声合成ソフト。今回開発した「NetVOCALOID」は、サーバー上にソフトウエアを実装することで、携帯電話からもPC向けソフトと同様に歌声合成を楽しむ事ができる。

 同社は今後、サービスプロバイダーからの要望があれば、新しいキャラクター歌手データを作成し、「NetVOCALOID」サーバーに組み込むサービスを提供する予定だという。