ソニー、被写体の顔の動きを検出するモデルなど「サイバーショット」新機種

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2009/02/19 17:22

 ソニーは2月19日、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット Wシリーズ」の新モデルとして、被写体の顔の動きを自動で検出できる「DSC-W270」と「DSC-W220」を3月6日から順次発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「DSC-W270」が3万3000円前後、「DSC-W220」が2万5000円前後の見込み。

 いずれもカールツァイス製の「バリオ・テッサー」レンズと、有効1210万画素の「Super HAD(スーパーハッド)CCD」、高速処理の画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。撮影した画像データを分析し、撮影シーンに応じた適切な露出・コントラストに自動補正する「Dレンジオプティマイザー」機能や光学式の手ブレ補正機能、笑顔検出機能「スマイルシャッター」などを備える。記録メディアはメモリースティック デュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ。

DSC-W270

 「DSC-W270」は、光学5倍ズームを搭載し、焦点距離は35mmフィルム換算で28-140mm。これまで個別機能だった「オート」撮影モードや顔検出機能「顔キメ」、「おまかせシーン認識」などを一括した「おまかせオート」モードを搭載し、より手軽な撮影が可能になった。

 そのほか、人物の顔の動きを検出して自動的にISO感度を上げ、シャッタースピードを速くして被写体ブレを自動で抑える「顔動き検出」機能も新たに搭載。また、MPEG-4 Visual圧縮方式の「ハイビジョン動画撮影」機能を備えた。4GBのメモリースティックデュオを使用した場合、1280×720ドットのハイビジョン動画を最長82分記録できる。

 液晶サイズは2.7型で、内蔵メモリは11MB。本体サイズは幅97.6×高さ56.6×厚さ22.6mmで、バッテリーを含む重さは164g。カラーはゴールド、レッド、ブラック、シルバーの4色。

DSC-W220

 一方、「DSC-W220」は光学4倍ズーム搭載で、焦点距離は35mmフィルム換算で30-120mm。「夜景」「夜景&人物」「三脚夜景」「逆光」「逆光&人物」のほか、撮影頻度の高い「人物」「風景」「マクロ」など8つのシーンをカメラが自動で認識して最適な撮影ができる「おまかせシーン認識」を搭載する。

 液晶サイズは2.7型で、内蔵メモリは15MB。本体サイズは幅95.2×高さ56.5×厚さ21.8mmで、バッテリーを含む重さは147g。カラーはシルバー、ブラック、ブルー、ピンクの4色。 adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111380');