日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は2月12日、10.1型ワイド液晶を搭載した法人向けミニノートPC「HP Mini 2140 Notebook PC」を3月上旬に発売すると発表した。価格は6万4890円。

　08年6月に発売したフルアルミニウムボディの法人向けミニノートPC「HP 2133 Mini-Note PC」の後継モデル。CPUやディスプレイサイズ、バッテリ稼働時間などで性能向上を実現した。

　CPUにAtom N270（1.6GHz）を採用し、1GBメモリ、160GBのHDDを搭載する。ディスプレイは「HP2133」の8.9型ワイドから解像度1024×576の10.1型ワイドにサイズアップした。また、重さを1.27kgから1.19kgへ軽量化し、バッテリー駆動時間は約4.5時間（3セルバッテリ）と従来比の約2倍。

　きょう体の外装には、傷がつきにくいアルマイト（陽極酸化）加工と、美しい質感を表現するヘアライン処理を施したアルミニウムを採用。ヒンジ部など負荷のかかる部分には、軽量で硬度が高いマグネシウム合金を使用した。このほか、HDDを落下や振動から守る「HP 3Dドライブガード」、防水、防電効果の高い「スピルレジスタントキーボード」、従来製品より約50倍印字が剥げにくい「HP DuraKeys」などを採用する。