【月イチ・ランキング】 09年1月、最も売れた液晶テレビは?
08年1月上旬に米国で開催されたコンシューマー・エレクトロニクスの祭典「2009 International CES」では、3Dテレビが注目を集めるなど、話題に事欠かない液晶テレビ。今年もAV機器の中心となりそうだ。そこで、当サイト「BCNランキング」では、今月から毎月、「月イチ・ランキング」と題して、前月の液晶テレビのランキングを紹介する。
1位は、シャープの32V型「LC-32D30-B」が獲得。前月に続き、トップを維持した。市場推定価格(以下、価格と表記)は9万400円。「LC-32D30」シリーズは、カラーバリエーションを合算した08年のシリーズ別年間販売台数でも1位に輝くなど、根強い人気を持つ。ブラック、ホワイト、レッド、ベージュ、グリーンの5色のカラーバリエーションを展開しており、なかでも、本体色がブラックのこの「LC-32D30-B」が一番人気だ。
2位には、08年12月の4位から2ランクアップし、東芝の32V型「32C7000」が入った。価格は7万7900円。3位・4位はともにシャープ製品で、1位の「LC-32D30-B」のサイズ違いの20V型「LC-20D30-B」、フルハイビジョン(フルHD)対応の37V型「LC-37EX5」が続いた。価格は「LC-20D30-B」が6万6800円、「LC-37EX5」は14万300円。
5位には、ソニーの40V型の「KDL-40V1」がランクイン。ただし、価格は13万5000円と、それほど高くなく、高画質技術を搭載したフルHD対応テレビがここまで下がってきたのかと驚くばかりだ。
ここまで紹介した上位5機種中、2位の「32C7000」を除く4機種は、08年2-4月発売の型落ちモデル。時期的に新製品の発売前ということもあり、価格の下がった旧モデルに人気が集まったようだ。液晶テレビ全体として、高画質、高機能化が進み、新旧の差が余り感じられにくくなったことも影響しているだろう。
これから春に向けて、主に中小型サイズを中心に、各メーカーから新製品が発売される。機能やデザインに磨きのかかった最新モデルを選ぶもよし、お得な型落ち品やセール品から選んでも良し。豊富な選択肢のなかから、納得のいく製品をみつけたい。(BCN・田沢理恵)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで123品目を対象としています。
*記事中の「市場推定価格」は、記事掲載時点のものです。市場推定価格は、「BCNランキング」のデータをもとに独自に算出した推定値で、消費税込みの金額で表記しています。
順位 | メーカー名 | 品名 | 型番 | 画面サイズ |
---|---|---|---|---|
1 | シャープ | AQUOS | LC-32D30-B | 32V型 |
2 | 東芝 | REGZA | 32C7000 | 32V型 |
3 | シャープ | AQUOS | LC-20D30-B | 20V型 |
4 | シャープ | AQUOS | LC-37EX5 | 37V型 |
5 | ソニー | BRAVIA | KDL-40V1 | 40V型 |
6 | 三菱電機 | REAL | LCD-32MX11 | 32V型 |
7 | パナソニック | VIERA | TH-32LX80-H | 32V型 |
8 | ソニー | BRAVIA | KDL-20J1(B) | 20V型 |
9 | シャープ | AQUOS | LC-32GH5 | 32V型 |
10 | パナソニック | VIERA | TH-20LX80-H | 20V型 |
「BCNランキング」 09年1月月次 <最大パネル>
1位は、シャープの32V型「LC-32D30-B」が獲得。前月に続き、トップを維持した。市場推定価格(以下、価格と表記)は9万400円。「LC-32D30」シリーズは、カラーバリエーションを合算した08年のシリーズ別年間販売台数でも1位に輝くなど、根強い人気を持つ。ブラック、ホワイト、レッド、ベージュ、グリーンの5色のカラーバリエーションを展開しており、なかでも、本体色がブラックのこの「LC-32D30-B」が一番人気だ。
1位はシャープの「LC-32D30」のブラックモデル
2位には、08年12月の4位から2ランクアップし、東芝の32V型「32C7000」が入った。価格は7万7900円。3位・4位はともにシャープ製品で、1位の「LC-32D30-B」のサイズ違いの20V型「LC-20D30-B」、フルハイビジョン(フルHD)対応の37V型「LC-37EX5」が続いた。価格は「LC-20D30-B」が6万6800円、「LC-37EX5」は14万300円。
5位には、ソニーの40V型の「KDL-40V1」がランクイン。ただし、価格は13万5000円と、それほど高くなく、高画質技術を搭載したフルHD対応テレビがここまで下がってきたのかと驚くばかりだ。
ここまで紹介した上位5機種中、2位の「32C7000」を除く4機種は、08年2-4月発売の型落ちモデル。時期的に新製品の発売前ということもあり、価格の下がった旧モデルに人気が集まったようだ。液晶テレビ全体として、高画質、高機能化が進み、新旧の差が余り感じられにくくなったことも影響しているだろう。
これから春に向けて、主に中小型サイズを中心に、各メーカーから新製品が発売される。機能やデザインに磨きのかかった最新モデルを選ぶもよし、お得な型落ち品やセール品から選んでも良し。豊富な選択肢のなかから、納得のいく製品をみつけたい。(BCN・田沢理恵)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで123品目を対象としています。
*記事中の「市場推定価格」は、記事掲載時点のものです。市場推定価格は、「BCNランキング」のデータをもとに独自に算出した推定値で、消費税込みの金額で表記しています。