BCN、10周年を迎えた「BCN AWARD 2009」表彰式
BCNは1月23日、パソコンやデジタル家電などの年間販売数量ナンバー1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2009」の表彰式を開催した。会場となった東京・港区の「青山ダイヤモンドホール」には、メーカーや販売店各社の関係者250人が出席した。
「BCN AWARD」は、全国の主要パソコン専門店や家電量販店などから収集したPOSデータに基づき、年間で最も販売台数の多かった企業を部門ごとに表彰する賞。10周年の節目となる今回は、ハードウェア64部門、ソフトウェア32部門のトップメーカー計45社が栄冠に輝いた。
表彰式の冒頭では、「BCN AWARD」10周年を記念して、2000年の創設以来、同一部門を10年連続で受賞しているメーカーに対する特別表彰を行い、クレオ、クリエイティブメディア、ジャストシステム、バッファロー、マイクロソフト、弥生、ワコムの7社が記念のトロフィーを受け取った。
続いて、受賞社すべてにトロフィーを授与。式の最後には、POSデータを提供している情報提供会社を代表し、エイデンの岡嶋昇一社長が「今は、アメリカに端を発した世界同時不況の中だが、09年は原点に立ち返り、ユーザーの皆さんに夢のある技術を提供し、市場を活性化していかなければならない。受賞されたメーカーの方々には、これからもいい商品を提供し続けていただきたい」と挨拶した。
また、受賞社を代表して、昨年度、創業100周年を迎えたブラザー販売の片山俊介社長が「我々のページプリンタ事業は、1987年に海外で展開を始め、1991年に国内販売を開始した。そこから今年の受賞につながったと思うと、非常に感慨深い」と受賞の喜びを述べ、「先が見えない世の中と言われているが、潜在的な需要はまだまだあると思う。販売店の皆様と協力して頑張っていきたい」と式を締めくくった。
同会場では、製品に焦点をあて、技術力・話題性・機能性などから、BCN編集部と外部選考委員が選定した製品を表彰する「BCN Best Product」の表彰式も行った。「BCN AWARD」10周年を記念して創設したもので、第1回目となる「BCN Best Product 2009」では、社会現象を巻き起こしたソフトバンクモバイルの携帯電話「iPhone 3G」や、世界で初めて動画撮影機能を搭載したニコンのデジタル一眼レフカメラ「D90」など10製品を表彰した。
同賞の選考委員を務めたデジタルメディア評論家の麻倉怜士氏は、「モノというのはユーザーにいかに感動を与えるかが重要。そんな製品がこれからの時代を拓いていく。話題性や性能も重要だが、一番はやはり感動。これからの時代のトレンドを作っていく、モノ作りの指針となるような製品を選んだ」と選定理由を説明した。
さらに、IT関連のコンテストで優秀な成績をおさめるなど、優れた技術を持つ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2009」の表彰式もあわせて開催。受賞者を会場に招いて表彰したほか、全国高校生プログラミングコンテスト実行委員会に「ITジュニア育成交流協会高山理事長賞」を授与した。
協賛企業の代表として挨拶に立ったさくらインターネットの田中邦裕社長は、「私もプロコンやNHKのロボットコンテストなどに出場したことがあり、当時の緊張を思い出す。先輩として、ITジュニアの皆さんが技術にかける思いは嬉しく思う。受賞者の皆さんは、将来モノ作りの最前線で働くことになるだろう。いまの皆さんは技術を磨くとき。そして、その技術を将来は日本のモノ作りに生かしてほしい」と挨拶した。
「BCN AWARD」は、全国の主要パソコン専門店や家電量販店などから収集したPOSデータに基づき、年間で最も販売台数の多かった企業を部門ごとに表彰する賞。10周年の節目となる今回は、ハードウェア64部門、ソフトウェア32部門のトップメーカー計45社が栄冠に輝いた。
表彰式の冒頭では、「BCN AWARD」10周年を記念して、2000年の創設以来、同一部門を10年連続で受賞しているメーカーに対する特別表彰を行い、クレオ、クリエイティブメディア、ジャストシステム、バッファロー、マイクロソフト、弥生、ワコムの7社が記念のトロフィーを受け取った。
「BCN AWARD 2009」表彰式の様子
続いて、受賞社すべてにトロフィーを授与。式の最後には、POSデータを提供している情報提供会社を代表し、エイデンの岡嶋昇一社長が「今は、アメリカに端を発した世界同時不況の中だが、09年は原点に立ち返り、ユーザーの皆さんに夢のある技術を提供し、市場を活性化していかなければならない。受賞されたメーカーの方々には、これからもいい商品を提供し続けていただきたい」と挨拶した。
エイデンの岡嶋昇一社長
また、受賞社を代表して、昨年度、創業100周年を迎えたブラザー販売の片山俊介社長が「我々のページプリンタ事業は、1987年に海外で展開を始め、1991年に国内販売を開始した。そこから今年の受賞につながったと思うと、非常に感慨深い」と受賞の喜びを述べ、「先が見えない世の中と言われているが、潜在的な需要はまだまだあると思う。販売店の皆様と協力して頑張っていきたい」と式を締めくくった。
ブラザー販売の片山俊介社長
同会場では、製品に焦点をあて、技術力・話題性・機能性などから、BCN編集部と外部選考委員が選定した製品を表彰する「BCN Best Product」の表彰式も行った。「BCN AWARD」10周年を記念して創設したもので、第1回目となる「BCN Best Product 2009」では、社会現象を巻き起こしたソフトバンクモバイルの携帯電話「iPhone 3G」や、世界で初めて動画撮影機能を搭載したニコンのデジタル一眼レフカメラ「D90」など10製品を表彰した。
「BCN Best Product 2009」の選考委員を務めた麻倉怜士氏
同賞の選考委員を務めたデジタルメディア評論家の麻倉怜士氏は、「モノというのはユーザーにいかに感動を与えるかが重要。そんな製品がこれからの時代を拓いていく。話題性や性能も重要だが、一番はやはり感動。これからの時代のトレンドを作っていく、モノ作りの指針となるような製品を選んだ」と選定理由を説明した。
さらに、IT関連のコンテストで優秀な成績をおさめるなど、優れた技術を持つ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2009」の表彰式もあわせて開催。受賞者を会場に招いて表彰したほか、全国高校生プログラミングコンテスト実行委員会に「ITジュニア育成交流協会高山理事長賞」を授与した。
「BCN ITジュニア賞 2009」表彰式の様子
協賛企業の代表として挨拶に立ったさくらインターネットの田中邦裕社長は、「私もプロコンやNHKのロボットコンテストなどに出場したことがあり、当時の緊張を思い出す。先輩として、ITジュニアの皆さんが技術にかける思いは嬉しく思う。受賞者の皆さんは、将来モノ作りの最前線で働くことになるだろう。いまの皆さんは技術を磨くとき。そして、その技術を将来は日本のモノ作りに生かしてほしい」と挨拶した。