雪山にだって持っていける! 防水機能搭載コンパクトデジカメのランキング
都内でも初雪が降り、いよいよ本格的なウインタースポーツの季節が到来した。美しい雪景色、家族や友達が楽しそうに滑る姿を残したいなら、水濡れや寒さに強いアウトドア向けモデルがオススメだ。ゲレンデのおともに、防水機能を搭載したコンパクトデジタルカメラを連れて行ってはどうだろう?
スキーやスノーボードを楽しんでいたらポケットに雪が入り込み、中に入れていたデジカメが濡れて動かなくなってしまった、という経験はないだろうか? デジカメが濡れて壊れるのは困るが、楽しい思い出は残したい――そんな悩ましい問題を解決してくれるのが、防水機能を搭載したデジカメだ。
防水機能には、大きく分けて生活防水と、完全防水の2タイプがある。生活防水とは洗顔や雨など、一時的にかかる水滴なら大丈夫、というもの。対して完全防水ならば、水に浸しても安心だ。とはいえ、「絶対大丈夫」ということはなく、各モデルごとに水深何メートルまで、などの条件がある。また、水中での操作ができないモデルもあるので、選ぶときにしっかり確認しよう。
ゲレンデで使用するのならば、雪まみれになる危険を考慮し、生活防水よりも完全防水モデルを選択したほうがいい。そこで今回は、「BCNランキング」をもとに、完全防水モデルに限ったコンパクトデジタルカメラのランキングを見ていこう。なお、カラーバリエーションは合算して集計した。
★手袋したままトントン 新感覚のコンデジ、オリンパスの「μ1050SW」
09年1月第3週(1月12日-18日)の1位は、カメラ本体を軽く叩くことで操作できる、新感覚のインターフェイスを搭載したオリンパスの「μ1050SW」が輝いた。ゲレンデなど、厚手の手袋をしたまま小さなボタンを押すのはなかなか難しいもの。「μ1050SW」ならば、手袋をしたまま、モニタを2回タップするだけで撮影できる。
さらに、水深3mまで耐えられる防水設計、防塵設計、約1.5mからの落下衝撃テストをクリアした耐衝撃設計により、うっかり落としてしまっても大丈夫なようになっている。寒さにも強く、マイナス10度の環境でも使用できるという。
有効画素数は約1010万で、光学3倍ズームレンズを搭載する。また広大なゲレンデをワイドで撮影できる、パノラマ合成機能も搭載する。記録媒体はxD-ピクチャーカード、microSD/SDHCカード。カラーはシルバー、ゴールド、ブルー、ピンクの3色。
★長時間の動画撮影も可能 三洋電機の「Xacti DMX-CA8」
2位は、三洋電機のムービーカメラ「Xacti DMX-CA8」だった。水深1.5m以内であれば、60分まで水中で操作できる高い防水性能を持つ。充実した動画撮影機能も特徴の1つで、ジャンプやターンなど、迫力あるパフォーマンスを動画で残しておくことができる。
有効画素数は約800万で、光学5倍、デジタル12倍のズーム機能を搭載。このほか、動画、静止画とも、最大12人まで認識する「顔検出機能」を搭載する。記録媒体はSD/SDHCメモリーカード。カラーはホワイト、ブルー、ブラックの3色。
★水深4mまでOKな防水機能 ペンタックスの「Optio W60」
3位にはHOYAのペンタックスブランド「Optio W60」が入った。水深4mで連続2時間の撮影ができる本格的な防水機能を搭載。また、砂やホコリに強い防塵設計に加え、寒さに強く、マイナス10度の環境でも動作するなど、まさに、アウトドア向けのモデルともいえる。
35mmフィルム換算で28mmの広角レンズを採用しており、壮大な雪山をダイナミックに撮影できる。また、光学5倍ズームレンズを搭載しながら、重さは約125gと、3モデル中もっとも軽い。有効画素数は約1000万、記録媒体はSD/SDHCメモリーカード。カラーは、シルバー、コーラルピンク、オーシャンブルーの3色。
また、8位と11位にはオリンパスの「μTOUGH」シリーズの春モデルがランクインした。8位の「μTOUGH-6000」は水深3mまで、11位の「μTOUGH-8000」は、水深10mまでの防水機能を搭載。耐落下衝撃性能も備える。有効画素数は「μTOUGH-6000」が約1000万、「μTOUGH-8000」が約1200万。両モデルとも35mmフィルムカメラ換算で28-102mmの3.6倍光学ズームレンズを搭載する。
ここまで紹介したような完全防水のデジカメを購入するのではなく、専用の防水ケースを用意して、手持ちのカメラを防水仕様にしてみるのも手。ただ、専用の防水ケースも結構値が張るので、余裕がなければ、せめて持ち運ぶ時だけは防水ポーチに入れて故障を防ごう。
また、デジカメは寒さに弱い。ゲレンデでは常温時よりも電池の消費が激しいため、交換用のバッテリーを用意しておいたほうがいいだろう。デジカメ本体やバッテリーを、体に近いジャケットの内ポケットなどに入れて暖めておくといい。さあ、準備が整ったらデジカメを持ってゲレンデに出かけよう! (BCN・山下彰子)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで123品目を対象としています。
防水といってもレベルはいろいろ 生活防水モデルは要注意
スキーやスノーボードを楽しんでいたらポケットに雪が入り込み、中に入れていたデジカメが濡れて動かなくなってしまった、という経験はないだろうか? デジカメが濡れて壊れるのは困るが、楽しい思い出は残したい――そんな悩ましい問題を解決してくれるのが、防水機能を搭載したデジカメだ。
防水機能には、大きく分けて生活防水と、完全防水の2タイプがある。生活防水とは洗顔や雨など、一時的にかかる水滴なら大丈夫、というもの。対して完全防水ならば、水に浸しても安心だ。とはいえ、「絶対大丈夫」ということはなく、各モデルごとに水深何メートルまで、などの条件がある。また、水中での操作ができないモデルもあるので、選ぶときにしっかり確認しよう。
ゲレンデで使用するのならば、雪まみれになる危険を考慮し、生活防水よりも完全防水モデルを選択したほうがいい。そこで今回は、「BCNランキング」をもとに、完全防水モデルに限ったコンパクトデジタルカメラのランキングを見ていこう。なお、カラーバリエーションは合算して集計した。
★手袋したままトントン 新感覚のコンデジ、オリンパスの「μ1050SW」
09年1月第3週(1月12日-18日)の1位は、カメラ本体を軽く叩くことで操作できる、新感覚のインターフェイスを搭載したオリンパスの「μ1050SW」が輝いた。ゲレンデなど、厚手の手袋をしたまま小さなボタンを押すのはなかなか難しいもの。「μ1050SW」ならば、手袋をしたまま、モニタを2回タップするだけで撮影できる。
さらに、水深3mまで耐えられる防水設計、防塵設計、約1.5mからの落下衝撃テストをクリアした耐衝撃設計により、うっかり落としてしまっても大丈夫なようになっている。寒さにも強く、マイナス10度の環境でも使用できるという。
有効画素数は約1010万で、光学3倍ズームレンズを搭載する。また広大なゲレンデをワイドで撮影できる、パノラマ合成機能も搭載する。記録媒体はxD-ピクチャーカード、microSD/SDHCカード。カラーはシルバー、ゴールド、ブルー、ピンクの3色。
μ1050SW
★長時間の動画撮影も可能 三洋電機の「Xacti DMX-CA8」
2位は、三洋電機のムービーカメラ「Xacti DMX-CA8」だった。水深1.5m以内であれば、60分まで水中で操作できる高い防水性能を持つ。充実した動画撮影機能も特徴の1つで、ジャンプやターンなど、迫力あるパフォーマンスを動画で残しておくことができる。
有効画素数は約800万で、光学5倍、デジタル12倍のズーム機能を搭載。このほか、動画、静止画とも、最大12人まで認識する「顔検出機能」を搭載する。記録媒体はSD/SDHCメモリーカード。カラーはホワイト、ブルー、ブラックの3色。
Xacti DMX-CA8
★水深4mまでOKな防水機能 ペンタックスの「Optio W60」
3位にはHOYAのペンタックスブランド「Optio W60」が入った。水深4mで連続2時間の撮影ができる本格的な防水機能を搭載。また、砂やホコリに強い防塵設計に加え、寒さに強く、マイナス10度の環境でも動作するなど、まさに、アウトドア向けのモデルともいえる。
35mmフィルム換算で28mmの広角レンズを採用しており、壮大な雪山をダイナミックに撮影できる。また、光学5倍ズームレンズを搭載しながら、重さは約125gと、3モデル中もっとも軽い。有効画素数は約1000万、記録媒体はSD/SDHCメモリーカード。カラーは、シルバー、コーラルピンク、オーシャンブルーの3色。
Optio W60
また、8位と11位にはオリンパスの「μTOUGH」シリーズの春モデルがランクインした。8位の「μTOUGH-6000」は水深3mまで、11位の「μTOUGH-8000」は、水深10mまでの防水機能を搭載。耐落下衝撃性能も備える。有効画素数は「μTOUGH-6000」が約1000万、「μTOUGH-8000」が約1200万。両モデルとも35mmフィルムカメラ換算で28-102mmの3.6倍光学ズームレンズを搭載する。
手持ちのカメラを防水に! カメラを持ってゲレンデに出かけよう
ここまで紹介したような完全防水のデジカメを購入するのではなく、専用の防水ケースを用意して、手持ちのカメラを防水仕様にしてみるのも手。ただ、専用の防水ケースも結構値が張るので、余裕がなければ、せめて持ち運ぶ時だけは防水ポーチに入れて故障を防ごう。
また、デジカメは寒さに弱い。ゲレンデでは常温時よりも電池の消費が激しいため、交換用のバッテリーを用意しておいたほうがいいだろう。デジカメ本体やバッテリーを、体に近いジャケットの内ポケットなどに入れて暖めておくといい。さあ、準備が整ったらデジカメを持ってゲレンデに出かけよう! (BCN・山下彰子)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで123品目を対象としています。