HOYA、PENTAXブランドから初心者向けデジカメなど2モデル

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2009/01/15 13:38

 HOYAは1月15日、「PENTAX」ブランドのコンパクトデジタルカメラとして、エントリーモデル「PENTAX Optio E70」を2月6日に、薄型ボディの「PENTAX Optio P70」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は「E70」が2万円前後、「P70」が3万円台前半の見込み。

分かりやすく押しやすい「でかボタン」を搭載した「E70」



PENTAX Optio E70

 シャッターボタンや背面の操作ボタンに、大きく押しやすい「でかボタン」を採用したのが特徴。またモニタ上の各種アイコンを従来機種よりも一回り大きな表示にすることで見やすくした。

 有効約1000万画素のCCD、35mmフィルム換算で約35mm-105mm相当の光学3倍ズームレンズ、2.4型の液晶モニタを搭載。電源は単3形乾電池で、外出先でも入手しやすい。アルカリ電池を使用した場合、約210枚の撮影ができる。

 初心者向け機能として、ボタンひと押しで撮影シーンに応じた露出や感度などが自動的に設定される「グリーン」モードを搭載。7種類の撮影モードをカメラが自動選択してくれる「オートピクチャー」機能も搭載する。本体サイズは幅97.5×高さ60×暑さ23.5mm、重さは約110g。

3色のカラーバリエーションを用意した薄型モデル「P70」



PENTAX Optio P70

 毎日気軽に持ち運べるサイズとして、最薄部16.5mmというスリムサイズを実現したデジカメ。ボディの両端に流れるような曲面処理を施して薄く絞りこむで、手に優しくエレガントなデザインを演出した。

 カラーはシルバー、ピンク、ライトブルーの3色。シルバーモデルは粒子の肌理が細かい梨地仕上げを、カラーモデルにはベースカラーの上にクリアを重ねた二重塗装を施した。

 有効約1200万画素のCCD、35mmフィルム換算で約27.5mm-110mm相当の光学4倍ズームレンズ、2.7型液晶モニタを搭載。

 携帯電話のように、縦位置撮影が簡単に行える「携帯ショット」モードを搭載。背面のボタンだけで電源オンやズーム、撮影などができるほか、液晶モニタ上のアイコン表示も自動的に縦位置用の配置に切り替わる。このほか、8種類の撮影モードをカメラが自動選択してくれる「オートピクチャー」機能も搭載した。本体サイズは幅97×高さ54×厚さ21.5mm、重さは約110g。

 また、両モデルとも3種類の手ぶれ軽減機能、最大32人まで認識する高速顔認識機能を搭載。外部記録メディアはSD/SDHCメモリーカード。