KCCSなど、京都市内でワンセグ携帯を利用した情報提供の実証実験
京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)とKDDI(小野寺正社長)、京都パープルサンガ(梅本徹社長)、京都放送(KBS京都、中澤隆司社長)、エフエム京都(FM京都、吉田進代表)の5社は、総務省近畿総合通信局と共同で、11月28日から12月6日まで京都市内でワンセグ対応携帯電話を利用した情報提供の実証実験を実施する。
実験では、京都サンガF.C.の携帯電話向け特別番組のなかの近畿圏情報を実験局を設置した西京極スタジアムと新風館、HUB四条烏丸店で配信する。新風館、HUB四条烏丸店では、「ワンセグIPマルチキャスト配信/RF変換技術」を用いて、2拠点で同時にワンセグ対応携帯電話で受信するという新しい情報の提供形態を検証する。
同実験の実施には、システム全体の技術開発・運営をKCCSが担当し、遠隔地へのIPマルチキャスト配信/RF変換技術の提供をKDDIが受け持つ。また京都パープルサンガは、コンテンツ提供および実験会場の提供し、KBS京都が番組制作を担当する。実験イベント会場のコーディネートはFM京都が手がける。実験イベント会場の提供には新風館およびHUB四条烏丸店の協力を得た。