KDDI、ゆうこりんも夢中になった「島耕作ケータイ」
「島耕作ケータイ」は、au端末「W62P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)をベースに、マンガの主人公・島耕作が社長を務める初芝電器産業が開発した携帯電話。
端末には初芝電器産業を示す「HATSUSHIBA」のロゴを刻印。カラーはフランス語で魅力的を意味する「シャルマン」を冠した、シャルマンゴールドを採用した。メニューや待受画面は、昼(7:00-18:59)と夜(19:00-6:59)で切り替わるほか、着受信画面などに島耕作のイラストを採用する。また、島耕作の名言集を集めた電子ブック「島耕作のビジネス哲学」や、コミックの中でも人気の高い3シリーズをプリインストールする。
購入者特典として、初芝五洋ホールディングスの社章や、島耕作をはじめとする主要人物5人の社員証、作者・弘兼憲史さんの直筆サインシールを用意する。価格はフルサポートコースで2万6730円、シンプルコースで4万2480円。
「島耕作ケータイ」開発の背景について、KDDIの雨宮俊武 コンテンツ・メディア本部長は「電子書籍の売り上げは約1年半で2倍に拡大している。電子書籍は利用者単価も高く、音楽・ナビに続く主要なコンテンツ事業の1つに成長した」とし、「コンテンツを起点とした端末の開発を進めるなか、我々にとって憧れのサラリーマンである『島耕作』が選ばれた」と説明した。
また、週刊漫画雑誌「モーニング」で「島耕作」を担当している講談社の都丸尚史・モーニング副編集長は、「弘兼先生も実物をみて大変満足している。今後のストーリーで、この端末を登場させるかもしれない」と、原作者の感想を伝えた。
イベントには、主人公・島耕作を理想の男性としているという、タレントの小倉優子(ゆうこりん)さんがゴールドのドレスで登場。ゆうこりんは、端末について「薄くて軽い、カラーも可愛いので女性でも使える。とくにワンプッシュでオープンする仕組みは、ネイルアートをしている女性には助かる機能のひとつ」と絶賛。主人公・島耕作については、「仕事もできて、女性にモテモテなのでとても魅力的」と話した。